新機能
2012 年 2 月
言語 - ArcGIS Explorer Online および ArcGIS Online Web サイトでは、異なる言語での表示が可能になりました。ユーザ インタフェースに表示されるテキストおよび時刻/日付や数値の表示形式は言語によって決定されます。
地域 - 特定の地域向けに、注目のマップ、および新規マップのデフォルトの範囲を設定できるようになりました。
言語と地域は、ArcGIS Web サイトを利用してユーザの ArcGIS Online アカウントの詳細で設定するか、ご使用のブラウザで検出することができます。サポートされている言語のリストなど、ArcGIS Online アカウントでの言語と地域の設定の詳細については、ArcGIS.com のヘルプ トピック「言語と地域の設定」をご参照ください。
ArcGIS Explorer Online のアドレスは http://explorer.arcgis.com から http://www.arcgis.com/explorer に変更されています。古いアドレスを使用して Explorer Online を開こうとすると、新しいアドレスに自動的にリダイレクトされます。
このリリースには、操作性に関する小さな機能拡張やバグの修正も数多く含まれています。ArcGIS.com にも多くの拡張機能が備わっています。
2011 年 12 月
- KML のサポート - マップに KML レイヤを追加したり、自分のコンテンツに KML サービスを追加できるようになりました。Explorer Online は、プレースマーク、グラウンド オーバーレイ、時間対応 KML レイヤ、ネットワーク リンク、および間隔による更新やナビゲーション後の更新をサポートしています。
- 参照による CSV のインポート - URL から緯度/経度座標を使用して CSV ファイルをインポートできるようになりました。マップを開くたびにデータを URL から更新するため、マップを最新の情報で最新の状態に保つことができます。
- さらに簡単になったマップ共有 - マップの共有設定へのアクセスがさらに簡単になりました。ホーム画面上ですべてのアイテムの横に表示される [共有] リンク、および [マッピング] ツールバーの [共有] ボタンを使用します。Explorer Online は、一部のユーザが表示できない可能性のあるリンクをアイテムにコピーしようとすると、警告メッセージを表示します。また、自分が所有していないパブリック アイテムを、自分が所属しているグループと共有できます。
- シンボルの検索 - マップ内で使用して描画するシンボルの検索が、キーワードを使ってさらに簡単かつ素早く検索できるようになりました。
- 検索結果の絞り込み - ホーム画面や [コンテンツの追加] ドロップダウン パネルで検索を実行する際は、結果の絞り込みを行って、ユーザ独自のコンテンツや加入しているグループ、または特定のグループのみを検索対象として結果を表示できるようになりました。また、組織内のみを検索対象として結果を表示するように選択することもできます(組織の管理者が、組織外部を検索対象とした結果も表示できるようにアプリケーションを設定している場合)。
このバージョンには、操作性を向上させる小さな機能拡張やバグ フィックスも非常に多く含まれています。
2011 年 9 月
- フィーチャ サービス アイテムに保存されるレイヤ プロパティ - レイヤ プロパティをフィーチャ サービス レイヤに保存するためのサポートが追加されました。(すでにサポートされているマップ サービスに加えて)フィーチャ サービスでポップアップを自動的に有効にして、マップおよびフィーチャ サービス レイヤ上でシンボルの変更およびレイヤの表示設定を管理できるようになりました。
- レンダリングにおけるすべてのシンボルのプロパティの更新 - 固定値レンダラおよびクラス閾値レンダラでは、各シンボルを個別に修正するのではなく、すべてのシンボルに一度に変更を加えることができます。
- レイヤの縮尺範囲の設定 - フィーチャ レイヤで縮尺範囲を指定できます。この縮尺範囲によって、特定のマップ縮尺でフィーチャがマップに描画されるかどうかが決まります。
- シェープファイルからアップロードされたフィーチャのジェネラライズ - シェープファイルからインポートされたフィーチャをジェネラライズできるようになりました。これにより、多数のフィーチャまたは複雑なフィーチャを持つマップをより効率的に表示することができます。
このリリースには、小さなバグの修正や、ユーザ インタフェースの小さな機能拡張も数多く含まれています。
2011 年 8 月
- 日付変更線をまたぐナビゲーション - Explorer Online では、国際日付変更線をまたぐマップが折り返されるので、世界中を連続的に画面移動できるようになりました。
- WMS サービスのサポート - [コンテンツの追加] パネルで URL を指定することにより、WMS サービスを Explorer Online に直接追加できるようになりました。マップに追加する WMS サービスが ArcGIS.com のアイテムである必要はなくなりました。
- GPX ファイルからデータを追加するためのサポート - GPS Exchange 形式(*.gpx)のファイルからマップにフィーチャをインポートできるようになりました。
- 自然分類のサポート - レイヤを分類属性値に基づいて描画するように設定する場合、新しい分類オプション [自然分類] を使用できます。自然分類クラスは、データ値の自然なグループ化に基づいています。クラス閾値は、類似している値を最適にグループ化し、クラス間の差異を最大化するように特定されます。
- 値で分類されたフィーチャの描画について
- 計測の機能拡張 - ポイントを計測する場合に、座標表示の形式を指定できるようになりました。計測値をクリップボードにコピーすることもできます。
- 座標による位置の検索 - さまざまな形式で緯度と経度の座標を指定して、マップ上の位置を検索することができます。これを行うには、検索ボックスに緯度と経度の座標を入力します。この機能は、過去のバージョンの Explorer Online で使用できましたが、このリリースで再び使用できるようになりました。
小さなバグ修正も数多くあります。
2011 年 7 月
- 元に戻す、およびやり直し - 画面の左上にあるボタンを使用して、マップおよびプレゼンテーションに対する変更を簡単に元に戻したりやり直したりできるようになりました。
- マップ ダッシュボード - マップのデジタル ダッシュボードを設定できます。マップ ダッシュボードを使用すると、フィーチャの描画に使用されるシンボル以外に、マップ内のフィーチャに関する情報を読みやすい形式で提供できます。ダッシュボードは、マップの右側に表示されます。ダッシュボードが設定されているマップを開くと、[ダッシュボード] パネルが自動的に表示されます。
- フィーチャの表示 - フィーチャ レイヤ内のフィーチャの外観を設定できるようになりました。これにより、選択した単一シンボルでフィーチャを描画したり、属性値(数値クラスまたは個別値)に基づいて描画したりできます。これは、フィーチャ レイヤがフィーチャ サービスを参照するか、CSV またはシェープファイルからインポートされたフィーチャを参照するか、マップにフィーチャ レイヤとして追加されたマップ サービス サブレイヤを参照するかに関係なく、どのフィーチャ レイヤでも行うことができます。
- CSV およびシェープファイルからデータを追加するためのサポート - 緯度と経度または住所を使用して CSV(カンマ区切り値)ファイルからポイントをインポートすることができます。シェープファイルの構成ファイル(*.shp や *.dbf など)を含む *.zip ファイルを選択することで、シェープファイルからフィーチャをインポートすることもできます。どちらの場合も、フィーチャはフィーチャ レイヤとしてマップに保存されるため、フィーチャのポップアップおよび表示方法を設定することができます。また、フィーチャのダッシュボード ガジェットを設定することもできます。
- サービスを表示するホーム画面- [マップ センター] はホーム画面になりました。この画面から、マップだけではなく、ArcGIS Online のサービスも表示および管理できます。ホーム画面から、サービスを検索してマップに追加することができます。
- レイヤとフィーチャの管理 - 頻繁に使用される [レイヤ] パネルと [フィーチャの追加] パネルが、マップの左側でいつでも使用できるようになりました。これらのパネルは、必要に応じて折りたたんだり展開したりできます。
- 凡例 - マップに凡例情報がある場合は、[凡例] パネルが自動的に表示されます。このパネルは、コンテンツ パネルとともにマップの左側に表示されます。
- クエリ - [クエリ] ドロップダウンが [クエリ] パネルに置き換えられました。[クエリ] パネルは、[レイヤ] および [フィーチャの追加] パネルとともにマップの左側に表示されます。[クエリ] パネルにアクセスするには、ツールバーにある、以前と同じ [クエリ] ボタンをクリックします。クエリを実行するには、パネルでクエリをダブルクリックするか、実行するクエリの横にある [実行] ボタンをクリックします。
- 複数の選択 - マップ上で一度に複数のフィーチャを選択できるようになりました。フィーチャを選択に追加するまたは選択から外すには、キーボードで Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらフィーチャをクリックします。ツールバーの選択ボタンをクリックして、選択するフィーチャの周囲にボックスをドラッグすることもできます。
- WMS サービスのサポート - WMS サービスを ArcGIS Online からレイヤとしてマップに追加できるようになりました。サブレイヤをオンまたはオフにすることも、レイヤの不透明度を調整することもできます。
- マップ サービス フィーチャをフィーチャ レイヤとして追加するためのサポート - フィーチャをフィーチャ レイヤとしてマップ サービス サブレイヤからマップに追加できます。すべてのフィーチャを含めるか、またはクエリを指定して、含めるフィーチャをフィルタリングすることができます。フィーチャは、フィーチャ レイヤとして追加した後、表示方法を調整したり、ダッシュボード ガジェットを設定したりできます。
- フィーチャのフィルタリング - クエリを指定して、フィーチャ サービスまたはマップ サービス サブレイヤを参照するフィーチャ レイヤに表示されるフィーチャをフィルタリングできます。[レイヤ] パネルで、[レイヤの詳細] ビューに移動し、[フィルタ] の下で [追加] をクリックしてから、クエリ条件を指定します。
- カスタム シンボル - 独自の画像をポイント フィーチャのシンボルとして使用できるようになりました。シンボル ギャラリー ドロップダウンから [カスタム] を選択し、使用する JPEG 画像または PNG 画像への URL を指定します。
- マップの共有方法の追加 - プレゼンテーションを含むマップを共有する場合は、共有相手がマップを見つけて開いたときに、マップが自動的にプレゼンテーション モードで開くように指定できます。さらに、マップを ArcGIS.com マップ ビューアで開いて埋め込む必要がなくなり、マップまたはプレゼンテーションを Explorer Online からブログ投稿または他の Web ページに埋め込むことができるようになりました。
2011 年 4 月
- 時間対応プレゼンテーション - プレゼンテーションで時間対応レイヤを利用できるようになりました。各スライドで期間を設定したり、プレゼンテーション モードの間、マップの時系列の変化をアニメーション化したりできます。
- ポップアップ ウィンドウの構成 - ArcGIS Online にコンテンツとして追加されたサービスを参照するレイヤにポップアップ ウィンドウを構成する場合、その構成を ArcGIS Online に保存することができます。これにより、コンテンツのアイテムを ArcGIS Online から他の Web マップに追加したときに、同じポップアップ ウィンドウ構成を自動的に適用することができます。この構成は、ArcGIS Online 内のアイテムだけに適用され、GIS Server 上で動作する実際のサービスには適用されないので注意してください。
- 時間ナビゲータの自動表示/非表示 - 時間対応レイヤがマップ内に表示されているとき、時間ナビゲータが自動的に表示されるようになりました。[時間] ボタンは必要でなくなったため、ツールバーから削除されました。
このバージョンには、小さなバグの修正や、ポップアップ ウィンドウ、コンテンツの追加、およびアプリケーションのその他の部分での機能拡張も数多く含まれています。
2011 年 3 月
このバージョンの ArcGIS Explorer Online での主な新機能は以下のとおりです。
- ユーザ体験 - 一新された無駄のないユーザ体験により、マップの操作がより直感的になり、リボンをコンテキスト ツールバーに置き換えることで、マップの土地や建物が画面により多く表示できるようになりました。
- 相互運用性 - ArcGIS.com マップ ビューアと共有してマップ内に保存されるフィーチャのモデルや、新しいレイヤとフィーチャを作成するためのテンプレートなど、他のクライアントとの相互運用性が向上しました。
- 構成可能な情報ポップアップ ウィンドウ - 情報ポップアップ ウィンドウを構成して、画像、フィーチャ アタッチメント、フィーチャ属性から得られるチャートを加えることができるようになりました。構成されたポップアップ ウィンドウを使用して、マップ内のフィーチャに関する情報の検索機能を一層向上させたため、個別属性ツールは使用されなくなりました。
- 簡素化された検索条件設定 - レイヤのクエリを定義する操作性が向上し、習熟していないユーザでも簡単にクエリが作成できるようになりました。
- 新しい編集機能 - ArcGIS Server が提供するフィーチャ サービスの編集や、編集可能なレイヤを他のクライアントと共有できる操作性などの編集機能がサポートされるようになりました。
- 時間対応マップ - 時間対応のマップおよびイメージ サービスの表示、構成、アニメーションがサポートされるようになりました。
- プレゼンテーションを直接開く操作 - マップのプレゼンテーションに URL から直接アクセスして、プレゼンテーションを共有できるようになりました。このため、このアプリケーションを使用したことのないユーザとも簡単にプレゼンテーションを共有できるようになりました。
以前のバージョンの ArcGIS Explorer Online で作成されたマップも引き続き開いて使用することができます。ただし、わずかですが互換性のない機能もあり、それがマップの表示に影響する場合があります。この非互換性の詳細については、「よくある質問(FAQ)」の「古いバージョンの ArcGIS Explorer Online で保存したマップを開くことはできますか?」の項をご参照ください。
このバージョンの ArcGIS Explorer Online には、Microsoft の Silverlight 4 プラットフォームと、Silverlight プラグインをサポートするブラウザ(たとえば、Microsoft Windows では Internet Explorer の現行バージョン、MacOS では Safari の現行バージョンなど)が必要です。適切な Silverlight ランタイムがインストールされていない場合、ArcGIS Explorer Online を開こうとすると通知され、正しいランタイムをインストールするためのリンクが表示されます。