マップのダッシュボードについて

ヒント:

ショート ビデオ「マップ ダッシュボード」をご覧ください。

ArcGIS Explorer Online では、マップ用のデジタル ダッシュボードを設定できます。マップ ダッシュボードを使用すると、フィーチャの描画に使用されるシンボル以外に、マップ内のフィーチャに関する情報を読みやすい形式で提供できます。ダッシュボードは、マップの右に表示されます。ダッシュボードが設定されているマップを開くと、[ダッシュボード] パネルが自動的に表示されます。

フィーチャのポップアップ ウィンドウは、1 つのフィーチャの情報を表示する充実したユーザ エクスペリエンスを提供します。また、クエリを使用すると複数のフィーチャの属性を表示できますが、まとめるのが難しい場合があります。これらと違い、ダッシュボードでは、グラフィックスによって 1 つ以上の変数を素早くモニタすることが可能になっています。ダッシュボードのコンポーネント（ガジェット）は、複数のマップ レイヤおよび属性フィールドの情報をグラフィカルに要約します。

ダッシュボードに表示される情報は、動的です。つまり、表示される情報は、マップ内のフィーチャに対して行った編集、またはマップ内のどのフィーチャが選択されたかに基づいて変わります。たとえば、ある州の郡ごとの失業率データを持つマップでは、選択した郡の失業率を表示するガジェットをダッシュボードに組み込みます。郡を選択すると、ダッシュボードはその郡の失業率を表示します。

複数の郡を選択すると、それらの郡についての平均失業率が表示されます。

ガジェットを追加して構成することによって、ダッシュボードで何を見せるかを決定できます。新しいマップでダッシュボードの操作を開始するには、[マッピング] ツールバーの [ダッシュボード] ボタン をクリックします。

ダッシュボードは、Web マップの一部として保存されます。そのため、Web マップを共有すると、他のユーザはマップで対話操作するときにダッシュボード情報を参照できます。

マップのダッシュボードの構成について