フィーチャのフィルタ
レイヤが表示されるときに必ずしもすべてのフィーチャが表示されることのないように、レイヤ内のフィーチャの表示設定を変更できます。
構成可能なレイヤ内のフィーチャをフィルタして、作成しているマップに適用するフィーチャのみが表示されるようにします。フィルタリングを実行するには、フィーチャの属性に基づいて論理クエリを作成します。クエリの条件を満たす属性を持ったフィーチャのみがマップに表示されます。デフォルトのマップ メモ レイヤなど、マップで作成され保存されているフィーチャ レイヤの場合、[レイヤ] パネルの [レイヤの詳細] ビューで、個々のフィーチャの表示設定を制御できます。
構成可能なレイヤのフィーチャをフィルタする手順
- [レイヤ] パネルで、フィーチャをフィルタするレイヤの横にある矢印をクリックします。パネルの [レイヤの詳細] ビューが表示されます。
- [レイヤの詳細] ビューで、[フィルタ] の下の [追加] をクリックします。
レイヤに適用されるフィルタがすでに設定されている場合、[追加] ではなく、[削除] と [構成] ボタンが表示されます。[構成] をクリックして、それまでのフィルタを変更します。
![[レイヤの詳細] の [フィルタ] の [追加] ボタン [レイヤの詳細] の [フィルタ] の [追加] ボタン](0156/GUID-65ACB971-48B0-4F3C-8A84-ADD1942DF309-web.png)
![[レイヤの詳細] の [フィルタ] の [削除] と [構成] ボタン [レイヤの詳細] の [フィルタ] の [削除] と [構成] ボタン](0156/GUID-20756EC7-48CA-4506-AC7E-C8F5ED714497-web.png)
メモ: レイヤが構成可能ではないが、フィーチャを持っている場合、[レイヤの詳細] ビューに一覧表示されるレイヤの各フィーチャを表示して、各フィーチャのオンとオフを個々に切り替えることができます。レイヤが、個々のフィーチャではなく、マップを提供するサービスを参照する場合、フィルタリングもフィーチャの表示設定変更もできません。
[クエリ定義] ダイアログ ボックスが開くと、レイヤのどのフィーチャを表示するかを示す論理式の条件が定義できます。
![フィーチャをフィルタするための [クエリ定義] ダイアログ ボックス フィーチャをフィルタするための [クエリ定義] ダイアログ ボックス](0156/GUID-75390882-49D7-49DD-BA33-CFDDE165BDAB-web.png)
- [クエリ] タブで、[フィールド] ドロップダウン矢印をクリックして、リストからクエリ対象のフィールドを選択します。
レイヤ内のフィールドが名前順に一覧表示されます。フィールドのデータ タイプも表示されます。データ タイプは、クエリに使用できる演算子に影響します。
- [選択方法] ドロップダウン矢印をクリックして、リストからクエリの論理演算子を選択します。
- 文字列フィールドの場合、[~を含む]、[等しい]、[等しくない] のいずれかを選択できます。
- 数値および日付フィールドの場合、[等しい]、[より大きい]、[以上]、[未満]、[以下]、[等しくない] のいずれかを選択できます。
- ドメインを持つフィールドの場合、[等しい]、[等しくない] のいずれかを選択できます。
- クエリ対象の値を入力します。
- 特定の値をクエリする場合、[値] 入力ボックスにこの値を入力します。
![クエリ条件を追加した [クエリ定義] ダイアログ ボックス クエリ条件を追加した [クエリ定義] ダイアログ ボックス](0156/GUID-973C4168-F320-4BDE-B023-EF6FFE04DA08-web.png)
- 別のフィールド内の値に対してクエリする場合は、[フィールド] をクリックし、ドロップダウン矢印をクリックして、クエリ対象のフィールドを選択します。フィールドを選択できるのは、数値および日付フィールドをクエリする場合です。
![[フィールド] の値のオプションを表示する [クエリ] タブ [フィールド] の値のオプションを表示する [クエリ] タブ](0156/GUID-176CACB2-EA7C-48EF-8900-933C56F518EF-web.png)
メモ: 日付フィールドをクエリしている場合、日付ピッカーを使用して日付を選択できます。
フィールド値を調べる場合は、[データ] タブをクリックして、レイヤ内のフィーチャのサブセットとその属性を参照します。
- 特定の値をクエリする場合、[値] 入力ボックスにこの値を入力します。
- [追加] ボタンをクリックして、定義した条件をダイアログ ボックスの下部にある条件リストに追加します。
- 必要に応じて上記の手順を繰り返して、別の条件をクエリに追加します。
複数の条件を追加すると、デフォルトでは、クエリの結果はすべての条件を満たすフィーチャとなります。いすれか 1 つの条件を満たすフィーチャを表示するには、条件リストの論理演算子ボタンを [And] から [Or] に変更します。

- クエリ内の条件をグループ化する場合は、リスト内の条件を選択して、ダイアログ ボックスの下部にある [グループ] ボタンをクリックします。グループ化された条件が、ボックスで囲まれて表示されます。また、条件のグループを選択して [グループ解除] をクリックすると、グループ化を解除して、条件を表示順に個別に適用することもできます。


- [OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
マップが更新されて、指定した条件を満たすフィーチャのみが表示されます。
ArcGIS Online のコンテンツ アイテムからマップにサービスを追加する場合、マップが、フィーチャ シンボルとすでに構成されている他の外観のプロパティを持つ場合があります。マップの構成は変更することができ、サービス アイテムで定義された構成にリセットすることもできます。サービスの所有者である場合は、マップからサービス アイテムに新しい構成をアップロードすることもできます。
レイヤ内のすべてのフィーチャを表示する手順
レイヤ内のフィーチャにフィルタが適用されている場合、[レイヤの詳細] ビューで [フィルタ] の下の [削除] ボタンと [構成] ボタンを表示します。
[削除] をクリックすると、フィルタのクエリが削除され、レイヤ内のすべてのフィーチャが表示されます。
[構成] をクリックすると、それまでのフィルタが変更できます。