値で分類したフィーチャの描画

一部のフィーチャには、数量を表現するためにレイヤの表示に使用できる数値属性があります。レイヤで使用する数値計測には、たとえば、レイヤ内の人口の総数、人口の男女比、人口密度比較ランクなどがあります。さまざまな分類方法や、異なるクラスを示すさまざまな方法を使用して、数値属性の値で分類したレイヤ内のフィーチャを表示できます。

コロプレス マップでの色の使用のように、色を変えることにより、マップで数量を表現することができます。たとえば、青色の陰影が暗くなるほど降水量が増加することを表す方法によって、降水量情報のレイヤを分類できます。

マップ数量を表現するもう 1 つの方法は、異なるサイズのシンボルを使用することです。サイズで分類したフィーチャを描画すると、定量的な値はクラスにグループ化されます。クラスの中では、すべてのフィーチャが同じシンボルで描画されます。たとえば、人口の多い居住地を大きなサイズのシンボルで表現することで、人口データのレイヤを分類できます。

値で分類してフィーチャを描画する手順

  1. [レイヤ] パネルで、シンボルを構成するレイヤの横にある矢印をクリックします。パネルの [レイヤの詳細] ビューが表示されます。
  2. [レイヤの詳細] ビューの [表示] の下にある [構成] をクリックすると、[表示の構成] ビューが表示されます。

    [レイヤ] パネルの [レイヤの詳細] ビューにある[構成] ボタン

    メモメモ:

    [構成] ボタンは、フィーチャ レイヤにのみ使用できます。マップ サービスに基づいたレイヤがある場合、マップ サービスのサブレイヤをフィーチャ レイヤとして追加できます。

    マップ サービスのサブレイヤをフィーチャ レイヤとして追加する詳細

  3. 上部のドロップダウン リストで、[色を使用した分類][サイズを使用した分類] のいずれかを選択します。

    デフォルトのシンボル セットが自動的にレイヤに構成されます。

    シンボルの色でレイヤを分類するための [表示の構成] パネルシンボルのサイズでレイヤを分類するための [表示の構成] パネル

  4. 次の設定を変更して、レイヤ内のフィーチャの分類方法を構成できます。
    • [属性] ドロップダウン矢印をクリックして、フィーチャの分類に使用する属性をリストから選択します。
    • [次の方法で分類] ドロップダウン矢印をクリックし、分類の方法を選択します。各方法には、表示するデータに最も適した方法を選択するのに役立つ説明があります。どれを選択してよいかわからない場合は、各方法を試してみます。

      分類方法の説明

    • 自然分類、等間隔、または等量方法で分類する場合、[クラス数] テキスト ボックスの矢印をクリックするか、数字を入力して、レイヤを分類するクラス数を変更します。標準偏差で分類する場合は、ドロップダウン矢印をクリックして、[間隔サイズ] リストから値を選択します。
  5. 次の設定を変更して、各分類内のデフォルトのフィーチャの表示方法を構成できます。

色による分類

  • すべての値に同じシンボルを適用するには、[すべてのシンボル] ボタンをクリックして、[すべてのシンボル] ビューでシンボルの外観を変更してから、[戻る] ボタンをクリックして、[表示の構成] ビューに戻ります。このボタンは、フィーチャの表示を構成する最初のステップとして役に立ちます。すなわち、すべてのフィーチャに同じシンボルを適用してから、その後、各シンボルの色、アウトライン、不透明度を個々に調整したり、カラー ランプを適用したりすることができます。
  • 既存のシンボルに異なる範囲の色を適用するには、[カラー ランプ] をクリックして、[カラー ランプ] ビューでオプションを選択します。上部のドロップダウン リストから使用可能な色を変更できます。上部の [左矢印] ボタンをクリックして、表示オプションに戻ります。

    色による分類のための [カラー ランプ] オプション

  • 特定の分類内のフィーチャを描画するのに使用するシンボルを変更するには、リスト内の値の横にある矢印をクリックします。[アイテム情報] ビューが表示されます。ここでシンボルの描画方法を変更できます。[説明] テキスト ボックスを使用して、その属性値の凡例に使用するキャプションを変更することもできます。

サイズによる分類

  • [テンプレート シンボル] の値を変更して、シンボルの外観を定義します。その後、クラスに合わせてサイズ変更します。
  • 特定の分類内のフィーチャを描画するのに使用するシンボルを変更するには、リスト内の値の横にある矢印をクリックします。[アイテム情報] ビューが表示されます。ここでシンボルの描画方法を変更できます。[説明] テキスト ボックスを使用して、その属性値の凡例に使用するキャプションを変更することもできます。
  • [開始サイズ][終了サイズ] スライダを変更して、異なるクラスに使用するシンボル サイズの範囲を定義します。

別のオプションを選択するとすぐに、変更内容がマップに表示されます。パネルの上部にある [終了] をクリックして、[レイヤの詳細] に戻ります。

また、名前やカテゴリを格納する属性に基づく個別のシンボルを使って、フィーチャを表示することもできます。

個別値を使用したフィーチャの描画の詳細


3/15/2012