ツールおよびツールボックスの管理の概要

ツールボックスの管理は、ArcMap のカタログ ウィンドウ、[ArcToolbox] ウィンドウ、または ArcCatalog で行うことができます。Windows Explorer などの Windows アプリケーションを使用した経験がある場合は、作成、削除、コピーと貼り付け、名前の変更などの基本的なツールボックス管理機能が同様の場所にあり、同様に動作することがわかります。たとえば、ツールボックスの名前を変更するには、ツールボックスを右クリックしてショートカット メニューを開き、[名前の変更] をクリックします。

ツールボックスには、名前、ラベル、エイリアスのプロパティがあります。名前とラベルのプロパティは異なる言語をサポートするために使用し、エイリアスのプロパティはスクリプトでツールとそのツールボックスを一意に識別するために使用します。

ツールには、名前とラベルのプロパティがあります。ツール名はスクリプトで使用し、スペースを含めることはできません。

ツールボックスは、フォルダ内のファイル(*.tbx)である場合と、ジオデータベース内のアイテムである場合があります。ジオデータベース内のツールボックスは、システム フォルダ内のツールボックスと内部形式が異なります。ツールボックスを別の形式にコピーすることはできません。

注意注意:

ツールボックスを作成してツールを追加した後は、ツールボックスの削除や移動に注意する必要があります。たとえば、ProjectB というツールボックスを作成し、Calculate Required Fields というツールをその中に追加したとします。時が経つにつれて、このツールは複数のモデルやスクリプトで(場合によっては他のユーザにも)広範に使用されるようになります。ツールボックスの名前を変更したり、ツールボックスを削除または移動したりすると、このツールを使用するすべてのモデルやスクリプトが機能しなくなります。

関連項目


7/10/2012