ツールボックスの作成
独自のツールボックスを作成して、ツールやツールセットを追加することができます。作成したツールボックスは、システム ツールボックス(ArcGIS と一緒にインストールされたツールボックス)に対して、カスタム ツールボックスと呼ばれます。作成したスクリプトやモデル ツールは、カスタム ツールボックスに格納する必要があります。
手順:
- カタログ ウィンドウで、ツールボックスを作成するフォルダまたはジオデータベースに移動します。
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フォルダまたはジオデータベースを右クリックし、[新規作成] → [ツールボックス] の順にクリックします。
- ツールボックスのデフォルト名(Toolbox.tbx または Toolbox)がハイライト表示され、このツールボックスの名前を入力できます。ツールボックス名がハイライト表示されていない場合は、ツールボックスを右クリックして、[名前の変更] をクリックします。
- ModelBuilder で新しいモデルを保存する場合、次の図のように、[新規ツールボックス] ボタン を使用して新しいツールボックスを作成できます。
- 新しいツールボックスを作成するときは、そのツールボックスのエイリアスを定義することをお勧めします。ツールボックスのエイリアスは、スクリプト内でツールボックスを特定するために使用されます。ツールボックスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[一般] タブで、エイリアス名を入力します。
注意:
ArcGIS はシステムの temp フォルダにあるツールボックスを削除するため、ツールボックスをシステムの temp フォルダに作成しないでください。システムの temp フォルダは通常、C:\Users\<username>\AppData\Local\Temp(Windows Vista および Windows 7)または C:\Documents and Settings\<username>\Local Settings\Temp(Windows XP)です。temp フォルダの場所は、次のようにして判断できます。
- Windows の [スタート] メニューから、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
- [ファイル名を指定して実行] ウィンドウで、「cmd」と入力します。[cmd] ウィンドウが開きます。
- [cmd] ウィンドウで、「echo %TEMP%」と入力してから Enter キーを押します。システムの temp フォルダの場所が表示されます。
関連項目
7/10/2012