ルートのキャリブレーション(Calibrate Routes) (リニア リファレンス)
サマリ
ポイントを使ってルート メジャーを再計算します。
使用法
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ルート全体またはルートの一部をキャリブレーションできます。入力ポイント間への内挿、入力ポイントの前への外挿、入力ポイントの後ろへの外挿、またはこれら 3 種類の方法の組み合わせを選択できます。
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[フィーチャ レイヤの作成(Make Feature Layer)] または [クエリ テーブルの作成(Make Query Table)] を使用すると、キャリブレーションの対象となるルートを効果的に削減できます。
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出力ルート フィーチャクラスがジオデータベースに書き出されている場合は、適切な M 許容値、M 解像度、および M ドメインを設定する必要があります。
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出力ルート フィーチャクラスには、入力ルート フィーチャのすべてのフィールドが含まれます。
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outputMFlag 環境の設定は無視されます。出力ルート フィーチャクラスには、M(メジャー)値があります。
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検索半径を無限にすることはできません。
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ルート識別フィールドの属性フィールドを使用すると、ダイナミック セグメンテーション処理を高速化できます。ダイナミック セグメンテーションに出力ルート フィーチャクラスを使用する場合は、属性インデックスの作成を選択することをお勧めします。
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ルートのキャリブレーション処理で拒否されたフィーチャがあると、一時ファイル パスにテキスト ファイルが作成されてそれらのフィーチャに関する情報が格納されます。たとえば、C:\Documents and Settings\patrickb\Local Settings\Temp\Calibrate_Output0.txt(「Calibrate_Output」は出力ルート フィーチャクラス名)などです。
構文
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_route_features |
キャリブレーションの対象となるルート フィーチャ。 | Feature Layer |
route_id_field |
各ルートを一意に識別する値を格納したフィールド。このフィールドには数値または文字を使用できます。 | Field |
in_point_features |
ルートのキャリブレーションに使用するポイント フィーチャ。 | Feature Layer |
point_id_field |
各キャリブレーション ポイントのあるルートを識別するフィールド。このフィールドの値はルート識別フィールドの値に一致します。このフィールドには数値または文字を使用できます。 | Field |
measure_field |
各キャリブレーション ポイントのメジャー値を格納したフィールド。このフィールドの値は数値でなければなりません。 | Field |
out_feature_class |
作成されるフィーチャクラス。シェープファイルかジオデータベース フィーチャクラスを指定できます。 | Feature Class |
calibrate_method (オプション) |
ルート メジャーの再計算方法を指定します。
| String |
search_radius (オプション) |
距離とメジャーの単位を指定して、キャリブレーション ポイントのルートからの最大距離を設定します。メジャーの単位が不明である場合は、ルート フィーチャクラスの座標系と同じ単位が使用されます。 | Linear unit |
interpolate_between (オプション) |
メジャー値をキャリブレーション ポイント間に内挿するかどうかを指定します。
| Boolean |
extrapolate_before (オプション) |
メジャー値をキャリブレーション ポイントの前に外挿するかどうかを指定します。
| Boolean |
extrapolate_after (オプション) |
メジャー値をキャリブレーション ポイントの後ろに外挿するかどうかを指定します。
| Boolean |
ignore_gaps (オプション) |
分断されたルート上のメジャーを再計算するときに、空間的ギャップを無視するかどうかを指定します。
| Boolean |
keep_all_routes (オプション) |
キャリブレーション ポイントのないルート フィーチャを出力フィーチャクラスから除外するかどうかを指定します。
| Boolean |
build_index (オプション) |
出力ルート フィーチャクラスに書き出されたルート識別フィールドについて属性インデックスを作成するかどうかを指定します。
| Boolean |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードでの CalibrateRoutes(ルートのキャリブレーション)関数の使用方法を示しています。
import arcpy from arcpy import env env.workspace = "C:/data" arcpy.CalibrateRoutes_lr("hwy.shp", "RID", "cal_pts.shp", "RID", "MEASURE", "C:/output/hwy_new.shp","DISTANCE", "5.0 Feet", "BETWEEN", "BEFORE", "AFTER", "#", "NO_KEEP")
次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトでファイル ジオデータベースのデータに CalibrateRoutes(ルートのキャリブレーション)関数を使用する方法を示しています。
# Name CalibrateRoutes_Example2.py # Description: Calibrate personal geodatabase routes with file geodatabase points. # Author: ESRI # Import system modules import arcpy from arcpy import env # Set workspace env.workspace = "C:/Data/Pitt.gdb" # Set local variables rts = "roads/hwy" # hwy is in the roads feature dataset rid = "ROUTE1" pts = "roads/cal_pts" # cal_pts is in the roads feature dataset mfield = "MEASURE" radius = "2.5 Meters" out_fc = "roads/hwy_new" # new feature class in the roads feature dataset # Execute CalibrateRoutes arcpy.CalibrateRoutes_lr (rts, rid, pts, rid, mfield, out_fc, "DISTANCE", radius, \ "BETWEEN", "NO_BEFORE", "NO_AFTER")
次の Python スクリプトは、スタンドアロン Python スクリプトでパーソナル ジオデータベースのデータにCalibrateRoutes(ルートのキャリブレーション)関数を使用する方法を示しています。
# Name CalibrateRoutes_Example3.py # Description: Calibrate personal geodatabase routes with personal geodatabase points. # Author: ESRI # Import system modules import arcpy from arcpy import env # Set workspace env.workspace = "C:/Data/Pitt.mdb" # Set local variables rts = "roads/hwy" # hwy is in the roads feature dataset rid = "ROUTE1" pts = "roads/cal_pts" # cal_pts is in the roads feature dataset mfield = "MEASURE" radius = "2.5 Meters" out_fc = "roads/hwy_new" # new feature class in a feature dataset # Execute CalibrateRoutes arcpy.CalibrateRoutes_lr (rts, rid, pts, rid, mfield, out_fc, "DISTANCE", radius, \ "BETWEEN", "NO_BEFORE", "NO_AFTER")
次の Python スクリプトは、スタンドアロン Python スクリプトで SDE データにCalibrateRoutes(ルートのキャリブレーション)関数を使用する方法を示しています。
# Name Example 4: # Description: Calibrate enterprise geodatabase routes using enterprise geodatabase points. # Author: ESRI # Import system modules import arcpy from arcpy import env # Set workspace wkspc = "Database Connections/Connection to Jerry.sde" env.workspace = wkspc # Set local variables rts = gp.QualifyTableName("hwy", wkspc) # standalone feature class rid = "ROUTE1" pts = gp.QualifyTableName("cal_pts", wkspc) # standalone feature class mfield = "MEASURE" radius = "5.0 Feet" out_fc = "hwy_new" #new standalone feature class # Execute CalibrateRoutes arcpy.CalibrateRoutes_lr (rts, rid, pts, rid, mfield, out_fc, "DISTANCE", radius, \ "#", "#", "#", "#", "NO_KEEP") except: print gp.GetMessages(2)