ツールの検索の概要
ツールを検索するには 2 つの基本的な方法があります。
- 検索ウィンドウを使用する。
- カタログ ウィンドウまたは [ArcToolbox] ウィンドウを使用して参照する。
検索ウィンドウを使用した、ツールの検索
検索ウィンドウを開くには、次のいずれかの手順を実行します。
- [ジオプロセシング] → [ツールの検索] の順に選択します。
- 検索 ボタンをクリックします。
- [ウィンドウ] → [検索] の順にクリックします。
- Ctrl + F キーを押します。
ツール ホーム ページ
次の図に示すように、検索ウィンドウには、[すべて]、[マップ]、[データ]、および [ツール] の 4 つのフィルタがあります。[すべて] と [ツール] フィルタはいずれも結果としてツールを返します。ツールを検索するときは、[ツール] フィルタを使用すると、最も適合する結果が得られます。
検索ウィンドウのホーム ページ ボタン をクリックすると、ジオプロセシング ツール ホーム ページに移動します(下図を参照)。このホーム ページには、インストール済みのすべてのシステム ツールボックスがリスト表示されます。ツールボックス名をクリックすると、そのツールボックスのコンテンツ、つまり含まれているツールセットとツールを調べることができます。カスタム ツールボックス(ユーザが作成するツールボックス)を調べるには、[自分のカスタム ツールボックスを検索] リンクをクリックします。
フォルダ内でインデックスが作成されているカスタム ツールボックスのみが検索ウィンドウに表示されます。検索インデックスにフォルダを追加するには、[インデックス オプション] ボタン をクリックします。
名前またはキーワードによる検索
ツールの名前がわかっている場合は、その名前を検索ウィンドウに入力できます。ツールの名前はわからないが、いくつかの単語が、そのツールの使用目的を表しているとみなすことができる場合は、それらの単語を入力して、単語に一致するすべてのツールを検索できます。
ツール名の最初のいくつかの文字を入力すると、ドロップダウン リストに値が設定されます。次に、上方向キー/下方向キーまたはマウスを使用してドロップダウン リスト内のエントリを選択できます。ツールを選択した後、Ctrl + Enter キーを押すと、そのツールのダイアログが開きます。
検索結果の使用
検索アイテムについては、さまざまな操作を実行できます。アイテムの上にポインタを置くと、次の図に示すように、ツールボックスまたはツールの短い説明が表示されます(ツールセットには説明が表示されません)。短い説明の中にある [アイテム説明] リンクをクリックすると、ツールボックスまたはツールの説明が開きます。この説明は、基本的にヘルプ システムを完全にドキュメント化したものになりますが、ナビゲーション リンクは含んでいません。また、ツール名の下のテキストの 1 行目をクリックすることによっても、アイテムの説明を開くことができます。
検索アイテムには、アイテムへのパスが含まれます。このパスをクリックすると、そのアイテムが展開表示されたカタログ ウィンドウが開きます。
ツール名をクリックして、検索アイテムから直接、ツールのダイアログ ボックスを開くことができます。ツールの名前を選択してそのツールを ModelBuilder ウィンドウまたは Python ウィンドウにドラッグできます。
カタログ ウィンドウを使用した、ツールの参照
システム ツールボックス(ArcGIS とともにシステムにインストールされるツールボックス)は、カタログ ウィンドウで [ツールボックス] フォルダを展開することで参照できます(下図を参照)。
カスタム ツールボックスは、それらが存在しているフォルダまたジオデータベースを選択することで参照できます。
ツールを見つけたら、そのツールをダブルクリックするか、右クリックして [開く] をクリックしてダイアログ ボックスを開くことができます。また、ツールを ModelBuilder ウィンドウまたは Python ウィンドウにドラッグすることもできます。
ArcToolbox ウィンドウの使用
[ArcToolbox] ウィンドウを開くには、任意の ArcGIS Desktop アプリケーションで、標準のツールバーにある [ArcToolbox ウィンドウを表示/非表示] ボタン を使用するか、[ジオプロセシング] → [ArcToolbox] の順にクリックします。
[ArcToolbox] ウィンドウのコンテンツは、最もよく使用されるツールボックスだけが表示されるまでシステム ツールボックスおよびカスタム ツールボックスを追加/削除することでカスタマイズできます。[ArcToolbox] ウィンドウのコンテンツは、マップ ドキュメントとともに保存されます。次の図は、6 つのシステム ツールボックスと 2 つのカスタム ツールボックス(「My Data Conversions Tools」と「My Favorites」)が表示された [ArcToolbox] ウィンドウを示しています。
ツールを参照して開くには、カタログ ウィンドウと同様に、目的のツールが見つかるまでツールボックスおよびツールセットを展開します。見つかったツールをダブルクリックすると、ツールのダイアログ ボックスが開きます。ツールを [ArcToolbox] ウィンドウから ModelBuilder ウィンドウまたは Python ウィンドウにドラッグできます。
メニューの選択アイテムまたはボタンとしてのツール
[ジオプロセシング] メニューには、[バッファ(Buffer)]、[クリップ(Clip)]、[インターセクト(Intersect)]、[ユニオン(Union)]、[マージ(Merge)]、および [ディゾルブ(Dissolve)] の 6 つのツールが表示されます。このリストは、これらのツールを削除するか、独自に作成したツールを追加してカスタマイズできます。任意のメニューやツールバーにツールを追加/削除できます。