ポイントの削除（Erase Point） (編集)

サマリ

操作のタイプに応じて、[削除フィーチャ] で指定されたフィーチャの内側または外側にあるポイントを入力から削除します。

図

使用法

注意:

このツールを使用すると入力データが変更されます。詳しい説明および不適切なデータ変更を防ぐための方法については、「出力を伴わないツール」をご参照ください。

• [削除フィーチャ] で指定したフィーチャの内側とその境界上にあるポイントを削除するには、操作のタイプとして INSIDE を使用します。[削除フィーチャ] で指定したフィーチャの外側にあるポイントを削除するには、操作のタイプとして OUTSIDE を使用します。

• 入力フィーチャがマルチポイントの場合、操作のタイプに応じて、[削除フィーチャ] で指定したフィーチャの内側または外側のポイントだけが削除されます。

構文

ErasePoint_edit (in_features, remove_features, {operation_type})

パラメータ	説明	データ タイプ
in_features	入力ポイント フィーチャ。	Feature layer
remove_features	操作のタイプに応じて、[削除フィーチャ] で指定したフィーチャの内側または外側の入力フィーチャが削除されます。	Feature Layer
operation_type （オプション）	[削除フィーチャ] で指定したフィーチャの内側と外側のどちらにあるポイントを削除するかを指定します。 INSIDE —[削除フィーチャ] で指定したフィーチャの内側とその境界上にある入力ポイント フィーチャが削除されます。 OUTSIDE —[削除フィーチャ] で指定したフィーチャの外側にある入力ポイント フィーチャが削除されます。	String

コードのサンプル

ErasePoint の例 1（スタンドアロン スクリプト）

# Name: ErasePoint_Example.py
# Description: Erase points inside polygon features
# Requirements: 
# Author: ESRI

import arcpy
from arcpy import env
env.workspace="C:/data"
inFeatures="wells.shp"
removeFeatures="land.shp"
operationType="INSIDE"
try:
    arcpy.ErasePoint_edit(inFeatures, removeFeatures, operationType)
except Exception, e:
    # If an error occurred, print line number and error message
    import traceback, sys
    tb = sys.exc_info()[2]
    print "Line %i" % tb.tb_lineno
    print e.message

ErasePoint の例 2（スタンドアロン スクリプト）

次のスタンドアロン スクリプトでは ErasePoint 関数が使用されています。

# Name: ErasePoint_Example2.py
# Description: Replacing low resolution elevation points inside 
# lake areas by high resolution lidar points.
# Author: ESRI
 
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
 
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data/Portland.gdb/relief"
 
# Set local variables
inElevationFeatures = "elevation_points"
inLidarFeatures = "lidar_points"
inLakeFeatures = "lakes"
 
# Erase elevation points inside lakes
arcpy.ErasePoint_edit(inElevationFeatures, inLakeFeatures, "INSIDE")

# Clip lidar points inside lakes
arcpy.ErasePoint_edit(inLidarFeatures, inLakeFeatures, "OUTSIDE")
  
# Append the clipped lidar points to the remaining elevation points
arcpy.Append_management(inElevationFeatures, inLidarFeatures, "NO_TEST")
  

ErasePoint の例（Python ウィンドウ）

次に示す Python ウィンドウのスクリプトでは、実行モードで ErasePoint 関数が使用されています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.ErasePoint_edit("trees.shp", "park_boundaries", "INSIDE") 

環境

現在のワークスペース, 出力データの座標系, XY 座標精度, XY 許容値, 出力データに M 値を含む, M 座標精度, M 許容値, 出力データに Z 値を含む, 出力データのデフォルト Z 値, Z 座標精度, Z 許容値, 出力データの空間グリッド 1、2、3

ライセンス情報

ArcView: いいえ

ArcEditor: はい

ArcInfo: はい