ArcGIS Server インスタンスから EGDB インスタンスへの接続
ArcGIS Server インスタンスと EGDB(エンタープライズ ジオデータベース)インスタンスの両方を導入し、デフォルトのログイン ロールに新しいパスワードを割り当てた後は、以下の手順に従って、ArcGIS Server インスタンスから EGDB インスタンスに接続します。
- リモート デスクトップを使用して、ArcGIS Server インスタンス サーバにログインします。
- ArcGIS Server インスタンス サーバで ArcCatalog を起動します([スタート] → [すべてのプログラム] → [ArcGIS] → [ArcCatalog])。
- カタログ ツリーで [Database Connections] ノードを展開します。
- [空間データベース接続の追加] をダブルクリックします。
- 次の接続プロパティを入力して、空間データベース接続を行います。
フィールド
値
サーバ
このフィールドは空白のままにします。
サービス
サービス接続文字列は「 sde:postgresql:<パブリック DNS 名>」です。
接続ストリングの例は次のとおりです。
sde:postgresql:ec2-123-45-678-90.compute-1.amazonaws.com
データベース
データベースの名前。
デフォルトのジオデータベースは sdegdb です。
ユーザ
データベース ログイン ロール。
「editor」や「reader」などがあります。
ヒント:
デフォルトのログイン ロールとパスワードのリストは、「EGDB AMI に含まれるもの」に記載されています。
パスワード
ログイン ロールのパスワード。
[ユーザ名とパスワードを保存する] チェックボックスがオンになっていることを確認してください。
[空間データベース接続] ダイアログ ボックスは次のようになります。
- [接続のテスト] をクリックして、接続が有効であることを確認します。
接続できない場合は、サービス文字列の IP アドレスなど、入力した情報を再度確認します。情報が正しい場合は、ArcGIS Server インスタンスが実行中であること、PostgreSQL に接続するための正しいポートが開いていることを確認します。
- [OK] をクリックして [空間データベース接続] ダイアログ ボックスを閉じます。
- 接続の名前を入力します。
たとえば、「ags1connection」とします。

エンタープライズ ジオデータベースのデータが含まれるサービスを公開するには、ArcGIS SOC アカウントがアクセスできる場所に *.sde 接続ファイルを置く必要があります。