接続環境での同期
このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。
接続環境のレプリカの同期プロセスは単純です。この場合は、レプリカ ジオデータベースに直接接続し、同期するレプリカを選択します。同期を完了するために必要なメッセージ交換はすべて、システムによって実行されます。ユーザがメッセージ交換や送り手と受け手のレプリカについて管理する必要はありません。
方向
接続環境では、変更内容を送信する方向を選択することができます。たとえば、親レプリカから子レプリカ、子レプリカから親レプリカ、または両方向で変更内容を送信することができます。双方向レプリカの場合では、同期方向に [両方] を選択した場合、変更内容はまず一方向に送信され、次に逆方向に送信されますが、これらはすべて 1 つの操作として実行されます。チェックアウト レプリカの場合は、子レプリカから親レプリカへの送信のみが有効であり、一方向レプリカの場合は、親レプリカから子レプリカへの送信のみが有効です。
エラー処理
同期中にエラーが発生した場合、処理はロールバックされます。適用された変更はすべて削除され、システムは同期前の状態に戻されます。
このルールの例外は、同期が双方向で実行される場合です。この場合は、一方向での変更の適用が完了した後にエラーが発生すると、それらの変更はコミットされます。ただし、システムの整合性は維持されており、それ以降の同期への影響はありません。
接続環境で同期を実行する方法については、「接続環境でのレプリカの同期」をご参照ください。
関連項目
3/6/2012