階層を使用したネットワーク解析の実行

このトピックで説明するワークフローは、次の解析レイヤで階層を使用する場合に適用できます。

• ルート解析
• 最寄り施設解析
• OD コスト マトリックス解析
• 配車ルート解析
• ロケーション アロケーション解析

到達圏解析では、階層による解析がサポートされていません。

階層を使用するには、階層レイヤと、解析に必要なすべてのネットワーク ロケーションが用意されていることを確認し、次の手順に従います。

手順:

1. Network Analyst ウィンドウで、解析レイヤをダブルクリックしてプロパティを表示します。
2. [解析の設定] タブをクリックします。
3. 解析に適用するプロパティを設定します。
4. 階層ネットワーク解析を実行するには、[階層を使用] チェックボックスをオンにします。

   解析時に設定された階層範囲が使用されます。解析属性を定義する範囲を調整する必要がある場合は、「ネットワーク属性の変更」をご参照ください。ただし、ネットワーク データセットが読み取り専用である場合、階層範囲は変更できないことに注意してください。

5. [OK] をクリックして、設定内容を保存します。
6. [Network Analyst] ツールバーで [解析の実行] ボタン をクリックし、階層を使用した結果を生成します。