ツール レイヤの概要

ArcMap では、ArcMap のコンテンツ ウィンドウにツールをレイヤとして追加することにより、ツール レイヤを作成することができます。手順としては、カタログ ウィンドウからコンテンツ ウィンドウにツールをドラッグ アンド ドロップします。

ツール レイヤを作成するには、カタログ ウィンドウ、検索ウィンドウ、または ArcToolbox ウィンドウからツールをドラッグ アンド ドロップします。次の例では、[バッファ(Buffer)] ツールをツール レイヤとして追加しています。

コンテンツ ウィンドウへのツールのドラッグ アンド ドロップ

ツール レイヤは特殊なグループ レイヤと考えることができます。複数のレイヤで構成される単純なコレクションで、この各レイヤをグループ レイヤのサブレイヤと呼びます。

ツール レイヤを作成した後は、ツール レイヤを右クリックして [開く] をクリックすることにより、ツールのダイアログ ボックスを開くことができます。ダイアログ ボックスでパラメータを入力してツールを実行すると、次に示すように、ツールのすべての出力が、サブレイヤとしてツール レイヤの下に追加されます。サブレイヤの名前は、ツール ダイアログ ボックスに表示されているパラメータの名前になります。

ツールの出力がツール レイヤの下のサブレイヤになります。

注意注意:

ツール レイヤの実行時には、結果が結果ウィンドウに記載されません。

ツール レイヤを使用すると、ツール ダイアログ ボックスに入力したパラメータが保存されます。ツールを再び実行すると、レイヤのシンボル プロパティを使用してレイヤが更新され、再描画されます。

ツール レイヤを使用する理由

ツール レイヤの主な使用目的は ArcGIS Server のジオプロセシング サービスですが、ArcMap でツールを使用する場合にも便利です。

関連項目


7/10/2012