テーブル → 楕円（Table To Ellipse） (データの管理)
サマリ
座標とその他の必須フィールドを含むテーブル（テキスト ファイル、CSV ファイル、Excel ファイル、dBASE テーブル、またはジオデータベース テーブル）を、フィーチャクラスに変換します。出力フィーチャは楕円ポリラインです。テーブルの各行から、1 つの楕円が生成されます。作成されるフィーチャは、始点、赤道半径および極半径の長さ、および回転によって定義されます。
図
使用法
-
入力テキスト ファイルと CSV ファイルは、「表形式のデータ ソースについて」で指定されているファイル構造に従っている必要があります。
デフォルトの空間参照は、GCS_WGS_1984 です。
入力テーブルが楕円ジオメトリの生成に使用される場合の、必須フィールドを次に示します。
- X フィールド
- Y フィールド
- 長軸フィールド
- 短軸フィールド
- 距離単位
[水平角フィールド]（回転）はオプションです。
出力フィーチャはポリラインです。出力をポリゴンに変換する場合は、[フィーチャ → ポリゴン（Feature To Polygon）] ツールを使用します。
構文
| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_table | 楕円フィーチャの生成に使用する入力テーブル。 | Table View |
out_featureclass |
楕円フィーチャを含む出力ポリライン フィーチャクラス。 | Feature Class |
x_field |
中心点の X（経度）座標が格納される、入力テーブルのフィールド。 | Field |
y_field |
中心点の Y（緯度）座標が格納される、入力テーブルのフィールド。 | Field |
major_field |
楕円の赤道半径の長さを格納するフィールドの名前。 | Field |
minor_field |
楕円の極半径の長さを格納するフィールドの名前。 | Field |
distance_units |
長軸および短軸の長さの単位。デフォルトは「METERS」です。
| String |
azimuth_field （オプション） |
楕円の水平角（回転）の値を含むフィールドの名前。 水平角は地理的回転を指し、北（0 度）からの正の時計回りで計測されます。 | Field |
azimuth_units （オプション） |
[水平角フィールド] の値の計測単位。デフォルトは「DEGREES」です。
| String |
id_field （オプション） |
入力テーブルの ID フィールド。出力フィーチャを入力テーブルに結合するために使用される場合があります。 | Field |
spatial_reference （オプション） |
X フィールドと Y フィールドの入力座標の空間参照。これは出力フィーチャクラスの空間参照になります。デフォルトは GCS_WGS_1984 です。 | Spatial Reference |
コードのサンプル
テーブルからポリゴンの楕円フィーチャを作成します。
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set local variables
input_table = r"c:\workspace\SGS\eltop.gdb\elret"
output_ellipse = r"c:\workspace\SGS\eltop.gdb\Eplyln_001"
#Table To Ellipse
arcpy.TableToEllipse_management(input_table, output_ellipse, "lond",
"latd", "mjerr", "mnerr", "KILOMETERS",
"orient", "DEGREES", "LinkID")