ArcGIS Desktop から dbo スキーマのジオデータベースの DEFAULT バージョンへの接続
特に他に規定がなければ、ArcGIS Desktop から ArcSDE ジオデータベースへの接続は、sde.DEFAULT バージョンに対して作成されます。したがって、dbo スキーマに格納されているジオデータベースに接続する場合には、接続先のバージョンを手動で変更する必要があります。デフォルトのバージョンである dbo.DEFAULT、または別のトランザクション バージョンや履歴バージョンに変更することができます。
手順:
- ArcMap を起動し、カタログ ウィンドウを開いて、カタログ ツリー内の Database Connections フォルダをダブルクリックします。
- ジオデータベースへの接続を、「ArcGIS Desktopから SQL Server のジオデータベースへのダイレクト コネクションの作成」または「ArcCatalog から SQL Server のジオデータベースへの ArcSDE サービス接続の作成」のいずれかの手順に従って行います。ただし、[空間データベース接続] ダイアログ ボックスを閉じてはいけません。
- [空間データベース接続] ダイアログ ボックスの [接続の詳細] セクションで、[変更] をクリックします。
- [接続の詳細] ダイアログ ボックスの dbo.DEFAULT トランザクション バージョンをクリックします。
- [OK] をクリックして、[接続の詳細] ダイアログ ボックスを閉じます。
-
[接続ファイルにトランザクション バージョン名を保存] がオンになっていることを確認します。
メモ:
[接続ファイルにトランザクション バージョン名を保存] をオフにすると、次にこの接続ファイルを使用して ArcGIS Desktop からジオデータベースに接続する際に、目的のバージョンを選択しなければなりません。
- [OK] をクリックします。
- 新しいデータベース コネクションの名前を入力します。
- Enter キーを押します。
関連項目
3/6/2012