PostgreSQL へのダイレクト コネクションの設定
PostgreSQL に格納されたジオデータベースへのダイレクト コネクションを ArcGIS Desktop、ArcGIS Engine、または ArcGIS Server から確立する場合、追加の設定は必要ありません。ただし、ArcSDE C または Java API を使用してカスタム クライアントを作成して、そこから PostgreSQL のジオデータベースにダイレクト コネクションを確立する場合は、クライアント コンピュータに PostgreSQL クライアント ファイルをインストールする必要があります。
手順:
-
PostgreSQL クライアント ファイルをカスタム アプリケーションの bin ディレクトリにインストールまたはコピーします。
- カスタム アプリケーションが Red Hat Linux サーバにインストールされている場合は、ArcSDE インストール メディアにあるライブラリ RPM を実行して PostgreSQL ライブラリ(postgresql-lilbs-8.3.8-1PGDG.rhel15.rpm)をインストールし、これらのライブラリをカスタム アプリケーションの bin ディレクトリにインストールします。
- カスタム アプリケーションが Windows にインストールされている場合は、PostgreSQL lib ディレクトリにある次のライブラリを対象アプリケーションの bin ディレクトリにコピーします。
- comerr32.dll
- gssapi32.dll
- k5sprt32.dll
- krb5_32.dll
- libeay32.dll
- libiconv2.dll
- libintl3.dll
- libpq.dll
- ssleay32.dll
- データベース サーバの PostgreSQL の pg_hba.conf ファイルを変更して、クライアント接続を受け入れます。pg_hba.conf ファイルの変更については、「クライアント接続を受け入れるための Linux の PostgreSQL データベース クラスタの設定」、「クライアント接続を受け入れるための Windows の PostgreSQL データベース クラスタの設定」をご参照ください。
- デフォルトでは、Public に PostgreSQL インスタンスへの CONNECT 権限があります。このため、各ユーザに CONNECT を割り当てる必要があるのは、Public から CONNECT 権限を削除した場合だけです。
関連項目
3/6/2012