特定のジオデータベース バージョンへの接続

ジオデータベースの特定のバージョンとの接続を作成するには、以下のいくつかの理由があります。

デフォルトでは、カタログ ウィンドウの [空間データベース接続プロパティ] ダイアログ ボックスが sde.DEFAULT バージョンに接続されています。異なるバージョンに接続するには、次の手順を実行します。

手順:
  1. ArcMap を起動し、カタログ ウィンドウを開いて、カタログ ツリー内の Database Connections フォルダをダブルクリックします。
  2. 次のトピックの指示に従って、ジオデータベースに接続します。接続をテストします。ただし、[空間データベース接続プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じてはいけません。
  3. [空間データベース接続プロパティ] ダイアログ ボックスの [接続の詳細] セクションで、[変更] をクリックします。

    [接続の詳細] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. 接続を保存したいバージョンをクリックします。これはトランザクション バージョンまたは履歴バージョンを選択できます。Oracle のユーザ スキーマに格納されているジオデータベースのデフォルト バージョン(<ユーザ スキーマ>.DEFAULT)と SQL Server の DBO スキーマ ジオデータベースのデフォルト バージョン(dbo.DEFAULT)もトランザクション バージョンであることに注意してください。
  5. トランザクション バージョンを選択する場合は、[トランザクション バージョンを参照して接続] をクリックし、リストからバージョンを選択します。
  6. 履歴バージョンを選択する場合は、[履歴バージョンを参照して接続] をクリックし、[履歴マーカーを使用して接続] または [日付と時間を指定して接続] をクリックします。これらのオプションごとに、履歴マーカーまたは使用する日付と時間を指定します。
  7. [OK] をクリックして、[接続の詳細] ダイアログ ボックスを閉じます。
  8. ArcGIS Desktop を起動するたびにこのバージョンのデータベースに接続したくない場合は、[接続ファイルに <トランザクションまたは履歴> バージョン名を保存します] をオフにします。
  9. メモメモ:

    [接続ファイルに <トランザクションまたは履歴> バージョン名を保存します] をオフにすると、次にこの接続ファイルを使用して ArcCatalog または ArcMap からジオデータベースに接続する際に、目的のバージョンを選択しなければなりません。

  10. [OK] をクリックします。
  11. 新しいデータベース コネクションの名前を入力します。
  12. Enter キーを押します。

3/6/2012