シェープファイルのインポート

お使いのコンピュータに Esri シェープファイル形式で保存されている地理データをマップに追加する場合、データを他のデータセットと組み合わせて、他のユーザと共有します。これを行うには、データを ArcGIS Online にアップロードします。

ArcGIS Online へのコンテンツ追加の概要を見る

また、GPX（GPS Exchange）ファイルと、CSV（カンマ区切りファイル）形式で保存されているテーブル形式の地理データのアップロードもできます。

CSV データのインポートの詳細

GPX ファイルのインポートについて

ローカル データをインポートする手順

1. お使いのコンピュータにある標準の ZIP ファイル作成ツールを使用して、アップロードするシェープファイルを構成するファイルを ZIP アーカイブ（*.zip）に圧縮します。
   メモ:

   ZIP アーカイブには、シェープファイルを構成する *.shp、*.shx、*.dbf、*.prj のファイルが含まれていなければなりません。

2. データのインポート先のマップを開きます。
3. [マッピング] ツールバーの [データの追加] ボタン をクリックし、[インポート] をクリックしてから、[シェープファイル] をクリックします。

   

4. [開く] ダイアログ ボックスで、インポートするシェープファイルを含む ZIP ファイルを選択して、[開く] をクリックします。
   メモ:

   自分の ArcGIS Online アカウントが組織のアカウントであり、組織の管理者によって公開の権限が付与されている場合は、フィーチャをマップに保存するまたはフィーチャ サービスを作成するためのオプションが表示されます。フィーチャ サービスの作成を選択すると、タイトル、サマリ、およびタグを設定するためのオプション、および新しいサービスを作成するフォルダを指定するためのオプションも表示されます。フィーチャ サービスへの公開の詳細については、組織の管理者にお問い合わせください。

5. [シェープファイルのインポート] ダイアログ ボックスで、次のオプションから 1 つを選択します。
   • Web 表示用にフィーチャの形状を簡略化（デフォルト）:フィーチャはインポート時に簡略化されます。このオプションは、マップを表示できる縮尺でフィーチャの表示外観を変更することなく、ポリゴンまたはポリライン シェープファイルの類似するポイントの数を減らすことによって、マップのパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
   • 元のフィーチャを保持:フィーチャは、シェープファイルに定義されているとおりにマップにインポートされます（データは、マップで使用される座標系に再投影されたままです）。

   

インポートが完了したら、デフォルトのシンボルを使用してデータがマップに表示されます。

インポートしたデータの構成

データのインポートが完了したら、必要に合わせて表示や振舞いを構成することができます。

• フィーチャの表示方法の決定
• レイヤのポップアップ ウィンドウの構成
• マップまたはサービスの他のユーザとの共有
• レイヤのフィーチャの編集

シェープファイルのインポートに関するヒント

• マップにインポートするフィーチャには、1000 という制限があります。ArcGIS Online で自分のアカウントが組織のアカウントであり、組織の公開権限を持っており、ホストされているフィーチャ サービスに公開する場合に限り、1000 を超えるフィーチャを含むファイルをインポートすることができます。
• ZIP アーカイブには、シェープファイルを構成する *.shp、*.shx、*.dbf、*.prj のファイルが含まれていなければなりません。
• 1 つの ZIP アーカイブのシェープファイルは 1 つでなければなりません。
• ZIP アーカイブは、サイズが 10 MB 以下でなければなりません。
• ファイルは、ZIP アーカイブ内のディレクトリではなく、ZIP アーカイブのルート（中央ディレクトリ）に直接保存する必要があります。ZIP ファイル ビューアにパス情報が表示される場合、パスは空白にする必要があります。
• 標準の圧縮ファイルの *.zip ファイルはインポートできますが、他の圧縮形式は、現時点ではサポートされていません。
• 新しいレイヤの名前は、インポートした *.zip ファイルと同じ名前になります。アップロード前にファイル名を変更したり、インポート後にレイヤ名を変更したりできます。
• マルチ パッチまたはマルチポイントのジオメトリを含むシェープファイルは、インポートできません。
• シェープファイルには有効なジオメトリを含める必要があります。現時点では、ポリゴン シェープファイルの自己交差はサポートされていません。

  ArcGIS Desktop をお持ちの場合、[ジオメトリの修正] ツールを使用して、シェープファイルの無効なジオメトリを修正できます。

  [ジオメトリの修正] ツールの詳細

• シェープファイルには、データの座標系が定義されている *.prj ファイルが含まれていなければなりません。ArcGIS Desktop をお持ちの場合、シェープファイルの座標系を定義することができます。これにより、シェープファイルに適した *.prj ファイルが作成できます。データにどの座標系を選択すべきかを知る必要があります。

  既存の座標系を選択してシェープファイルの座標系を定義する方法の詳細

• 現在、サポートされているのは、ASCII 文字セットのみです。データに英語以外の文字が含まれている場合、たとえばフランス語、ロシア語、ギリシャ語、日本語、またはアラビア語に固有の文字が含まれている場合は、属性値が予期せぬ文字で表示される場合があります。