10030: レイヤのデータ ソースは ArcSDE ダイレクト コネクションを使用していません
マップレイヤは別の DBMS サーバコンピュータ上の ArcSDE ジオデータベースを ArcSDE アプリケーションサーバ接続を使用して参照しています。最適化されたマップ サービスのパフォーマンスとスケーラビリティは一般的に、ArcSDE ダイレクト コネクションを使用した ArcSDE 構成の方が優れています。
解決策
- [プレビュー] ウィンドウで ArcMap のベースマップ レイヤまたはマップ サービスの描画パフォーマンスを確認します。詳細については、「ベースマップ レイヤの操作」または「マップ サービスの公開」をご参照ください。
- パフォーマンスを向上させる場合は、ArcSDE がダイレクト コネクションを使用するように構成を変更します。構成の変更には複雑な手順が必要な場合があります。そのため、これらの変更を実装するには通常、データベース管理者が作業する必要があります。
追加情報
ArcSDE を構成するには、次の 2 つの方法があります。
- DBMS サーバ コンピュータ上に ArcSDE アプリケーション サーバのサービスを構成します。
- すべての ArcGIS ソフトウェアに実装されている ArcSDE のダイレクト コネクション ドライバを使用します。これにより、Oracle、SQL Server、IBM DB2、Informix、PostgreSQL で管理されているリモートの ArcSDE ジオデータベースに直接接続することができます。
2 階層構成とも呼ばれるダイレクト コネクションでは、ArcGIS クライアント コンピュータが DBMS と直接やり取りするように構成されます。クライアントはデータベースから直接データを取得するので、データ処理のほとんどはクライアント コンピュータで実行されます。これにより、最適化されたマップ サービスのパフォーマンスも向上します。
ArcSDE ダイレクト コネクションの構成は、データベース管理者が管理することが推奨されます。
また、アプリケーションが ArcSDE アプリケーション サーバ接続を使用する場合、この警告を例外としてマークして、次にマップを解析するときはこの警告を表示しないようにすることもできます。その場合、マップの描画が遅くなる可能性があることに注意してください。
7/10/2012