GIS サービスとは
GIS サービスは標準的な技術とプロトコルを使用し、Web を通じて公開しアクセスできる、自動化された地理情報サービスです。ArcGIS で作成する、ジオデータベース、マップ ドキュメント、ジオプロセシング モデルおよびスクリプト、住所および地名ロケータ、画像、グローブ ドキュメントなどのナレッジ エレメントを ArcGIS Server を使用して公開し、サービスを自由に提供することが可能です。
GIS サービスを共有する主な方法は、ArcGIS Web マップを作成することです。
Web マップは GIS Web サービスとして公開されている地理情報エレメントを参照することができます。ArcGIS Desktop、モバイル アプリケーション、Web ブラウザおよび Web サービスをサポートするその他多くの処理コンテキストで使用可能な Web マップを共有することができます。
この地震 Web マップは複数の GIS サービスを組み合わせています。
- ArcGIS Online による World Streets(世界の道路)ベースマップ サービス
- 世界の人口密度マップ サービス
- 米国地質調査所(USGS)から提供される、最新の地震の発生数および規模に関するリアルタイムの GeoRSS フィード
- 選択した地震イベントの周辺 100 マイルのバッファを生成し、バッファ内で影響を受ける人口を計算するのに使用されるジオプロセシング サービス
GIS サービスを使用して、ArcGIS Server から ArcMap へコンテンツを追加することができます。冊子『Using Web maps and GIS services』内のトピックで、ArcGIS で作成および使用できる最も一般的な GIS サービスを紹介しています。
GIS サービスを使用する主な方法の 1 つは、電子メールまたは Web を通じて共有できる GIS Web マップ上で GIS サービスを参照することです。たとえば、www.ArcGIS.com には ArcGIS Web マップに利用できる Web マップおよびアプリケーションのギャラリーがあります。
ArcGIS マップ サービス(Web マップ)
GIS サービスの最も一般的なタイプは、マップ サービスと考えられます。マップ サービスは ArcGIS Server を使用して、ArcMap ドキュメントをマップ サービスとして公開することで作成されます。これらのマップ サービスは一度公開されると、Web 上で検索、使用して、Web マップ マッシュアップ(複数のマップ サービスを共通の Web マップ上に組み合わせたもの)を作成することができます。
詳細については、「Web マップとは」をご参照ください。