ArcGIS Tracking Analyst 10 の新機能

サービス アクション

E メール警告サービス アクション

新しい E メール警告サービス アクションでは、アクションのトリガ条件を満たした時点で、選択した受信者に対してカスタマイズ可能な電子メール メッセージを自動送信することができます。

E メール警告サービス アクションの詳細

データ変更サービス アクション

新しいデータ変更サービス アクションでは、アクションのトリガ条件を満たした時点で、カスタム機能を使用して受信データ メッセージのデータ値を変更できます。

データ変更サービス アクションの詳細

データ サマリ サービス アクション

データ サマリ サービス アクションでは、リアルタイムのトラック データのデータ サマリ レポートを、設定可能な時間間隔で、自動的に生成できます。

データ サマリ サービス アクションの詳細

トリガ

到着トリガ

このトリガでは、トラック オブジェクトが、ポリゴンに入ったときに、アクションを実行できます。

ポイント追跡データの到着ロケーション トリガを使用したハイライトアクションを示した図

ポリゴン境界を出る時のトリガの詳細

出発トリガ

このトリガでは、追跡しているオブジェクトが、ポリゴンによって表されている位置から出発したときに、アクションを実行できます。

ポイント追跡データの出発ロケーション トリガを使用したハイライトアクションを示した図

出発トリガの詳細

ポリゴン境界を交差する時

このトリガでは、トラック オブジェクトが、ポリゴンによって表されている位置に入ったとき、その位置から出たとき、またはその位置を交差したと見えるときに、アクションを実行できます。

ポイント追跡データの境界越えの追跡ロケーション トリガを使用したハイライトアクションを示した図

ポリゴン境界を交差する時のトリガの詳細

トラッキング レイヤ

トラッキング レイヤの新しいストレージ ポリシー

Tracking Analyst のバージョン 10 には、トラッキング レイヤに関する新しいストレージ ポリシーが含まれています。従来は、トラッキング レイヤのデータは、Tracking Analyst によって(キャッシュされた)メモリに格納されていました。新しいストレージ ポリシーでは、トラッキング レイヤが(キャッシュではない)ディスク上に格納できます。これにより、Tracking Analyst で、大きすぎてキャッシュできない大規模なデータセットを処理できるようになりました。

ArcGIS Server のトラッキング レイヤ

トラッキング レイヤが含まれたマップ ドキュメントを、ArcGIS Server に公開できるようになりました。

新しい ArcGIS の時間フレームワークとの統合

ArcGIS Desktop に新機能が追加され、マップ全体で時間の概念がサポートされるようになりました。Tracking Analyst の機能は、この新しい概念とは別に、これまでどおり引き続き存在しています。ただし、新しい ArcGIS の時間フレームワークを利用してマップ ドキュメント内の時間を制御しようとする場合、トラッキング レイヤは正しく更新されることになります。

ArcGIS での時系列データの管理と視覚化の詳細

関連項目


7/10/2012