データ変更サービス アクション

データ変更サービス アクションでは、ユーザ定義の関数を使用してデータ メッセージ内のフィールドを変更することができます。この関数では、受信データ メッセージ内のフィールド値を入力として使用することで計算を実行できます。計算結果に基づいて、受信データ メッセージ内のフィールド値を変更して、計算の出力と置き換えることができます。置き換えられたフィールド値は、トラッキング レイヤ内のデータ メッセージから作成されたフィーチャに表示されます。この関数は、定義したトリガ条件を満たすデータ メッセージに対してのみ実行されます。

たとえば、各ディストリビュータからの商品配送を追跡しているとします。データ フィールドには、それぞれの商品の重量が入力されます。その際に、あるディストリビュータが重量をキログラム単位で、それ以外のディストリビュータはポンド単位で入力しているのを見つけたとします。データ変更サービス アクションを使用すると、前者のディストリビュータが出荷元である商品の重量をキログラムからポンドに変更できます。

データ変更サービス アクションを適用する方法の詳細

データ変更関数の定義

データ変更アクション言語のすべての関数は、[関数の編集] ダイアログ ボックスを使用して定義する必要があります。このダイアログ ボックスでは、大きなテキスト ボックス内に入力することで関数を作成できます。データ変更アクションが使用する既存の関数を変更することもできます。作成または変更した関数は、データ変更アクションで使用する前に、[関数の編集] ダイアログ ボックス内で整合性をチェックしておく必要があります。

[関数の編集] ダイアログ ボックス

データ変更サービス アクションの関数は、データ変更アクション言語と呼ばれるプログラミング言語を使用して定義されます。この言語の構文はシンプルですが、各種の処理タスクを実行するのに十分な機能を備えています。

データ変更アクション言語の詳細

関連項目


7/10/2012