3D ビューでのサーフェスの陰影処理
ArcScene と ArcGlobe では、光源位置を基準にして、レイヤを陰影処理できます。陰影処理によって 3D ビューの奥行きの印象度を高め、地形をより詳細に表現することができます。
ArcScene では、ドキュメントの個々のレイヤに対して有効にできます。
ArcScene と ArcGlobe の両方で、陰影処理を有効にしたときに使用できる設定可能な光源が 1 つあります。ArcScene の 3D ビューの光源プロパティの設定の詳細については、「3D イルミネーション」をご参照ください。
ArcScene でレイヤの陰影処理を設定するには、次の手順を実行します。
手順:
- コンテンツ ウィンドウで、レイヤを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [レンダリング] タブをクリックします。
- [シーンの光源位置を考慮して地表面フィーチャを陰影表示] のボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
[スムーズな陰影処理を使用] オプションは、デフォルトでオンになっています。これによって、サーフェスの小さい変化の陰影処理が最小化され、よりなめらかに見えるように陰影処理されたサーフェスが作成されます。
ヒント:
- TIN の [レイヤ プロパティ] の [シンボル] タブをクリックし、[表示] リストから TIN フェイス([標高] など)をクリックします。[陰影起伏イルミネーション表示(2D)] チェックボックスをオンまたはオフにすることによって、個々の TIN フェイス表示を陰影処理するかどうかを制御できます。
7/10/2012