レイヤ レベルでのディスク キャッシュの無効化
ディスク キャッシュは、アプリケーション レベル、またはレイヤ レベルで無効にできます。
レイヤ レベルの設定:ドキュメント内の特定のレイヤについてディスク キャッシュを使用しないようにレイヤを設定すると、そのレイヤの既存のディスク キャッシュが自動的に削除されます。この設定により、以降のセッションで(頻繁に変更されるデータやサービス用に)新しい表示タイルが取得(プル)されるようになり、コンピュータで使用されるディスク容量を最小化できるようになります。
レイヤ レベルのプロパティを有効にするには、以下の操作を行います。
手順:
- コンテンツ ウィンドウで、キャッシュを無効にするレイヤを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [キャッシュ] タブをクリックします。
- [キャッシュの使用および削除オプション] の下にある [ディスク キャッシュを使用しない] をオンにします。
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全キャッシュを使用しているマップまたはグローブ サービス レイヤがある場合は、以下の追加の注意事項にもご留意ください。
全キャッシュを使用しているレイヤの場合:
[ディスク キャッシュを使用しない] オプションをオンにすると、キャッシュが削除される前に警告が表示されます。確定して動作を実行するには、警告ウィンドウをクリックする必要があります。
ArcGIS Server グローブ サービス レイヤおよびマップ サービス レイヤの場合:
クライアントがレイヤをローカルにキャッシュしないように、サービスの公開者が [ディスク キャッシュを使用しない] オプションを設定できます。これは、機密性の高いデータや時間によって変化するデータについて一般的な方法です。このような場合、設定を変更することはできません。プロパティはチェックされた状態で表示されますが、デフォルトで無効になっています。
- [OK] をクリックして [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスへのショートカットは、コンテンツ ウィンドウでレイヤをダブルクリックすることです。
ヒント:
- [ディスク キャッシュを使用しない] をオフのままにしておくと、レイヤについて新しいキャッシュが生成されます。これは、サービスの公開者が許可する場合には、サーバ レイヤにも適用されます。
関連項目
7/10/2012