ArcScene の最適化

ArcScene の操作が遅くなる理由には、さまざまものが考えられます。表示しているデータの量が原因となる場合もあれば、1 つ以上のレイヤに対するシンボル オプション、アプリケーションの設定、使用しているハードウェアなどが要因となるケースもあります。ほとんどの場合、これらの問題が複合的に作用して、ArcScene のパフォーマンスを低下させています。

ユーザのニーズに合わせてパフォーマンスを向上させるための最も効果的な方法は、3D ビュー内のレイヤを最適化することです。レイヤを最適化する方法の詳細については、以下のトピックをご参照ください。

また、アプリケーションとコンピュータの設定を調節すると、ArcScene のパフォーマンスが向上することもあります。以下に、最適化を実現できる重要な設定を示します。

ArcScene は 3D ビュー全体をメモリ(RAM)またはページ化した仮想メモリに保持するので、非常に大型のデータセットでは特に速度が低下しやすくなります。ArcScene で膨大なデータを表示する必要がある場合は、レイヤ タイプの最適化に多くの時間を費やす必要があります。

関連項目


7/10/2012