ArcGIS Server と 3D Analyst の基礎

ArcGIS Server と 3D Analyst を併用して、インターネットを介した 3D 固有のサービスを実現できます。たとえば、建物フィーチャや道路設備から成る仮想都市や高解像度標高サーフェス(LIDAR から作成された 1 メートルの DEM など)など、3D オブジェクトを共有するグローブ サービスを作成できます。

グローブ サービスは、ArcGIS を使用して 3D コンテンツを Web へ公開する方法です。ArcGlobe で 3D レイヤを作成し、次に、グローブ サービスを ArcGIS Server へ公開します。この後、インターネットまたはイントラネット ユーザは、ArcGlobe、ArcGIS Explorer、ArcReader、および ArcGIS Engine Globe Control によって構築された他のアプリケーションでグローブ サービスを使用できるようになります。

グローブ サービスでは、レイヤをローカルに表示するときに使用できるものと同じすべての表示オプションがサポートされています。パフォーマンスおよび表示を向上させるために、表示グローブ サービスが提供前に完全にキャッシュされるようにすることをお勧めします。複数の詳細レベルにわたってシームレスに機能する必要がある標高サーフェスの場合は、サービスが提供前に完全にキャッシュされていなければなりません。グローブ サービス レイヤのキャッシュの生成に役立つジオプロセッシング ツールが存在します。

関連項目


7/10/2012