ArcGlobe でのポイント フィーチャ シンボルへのサイズの適用について

属性フィールド、式、またはランダム値に基づいてポイント フィーチャ データにサイズを適用できます。ポイント フィーチャに異なるサイズを適用できると、樹木の大きさや地震の規模など、実際のサイズを基にフィーチャを表示したい場合に非常に便利なことがあります。

ポイント フィーチャ シンボルへのサイズの適用

ArcGlobe では、ポイント フィーチャ データの属性フィールドに大きさの値が含まれている場合に、このサイズ フィールドを基にポイントをシンボル表示することができます。各マーカー シンボルは、属性フィールドで指定されたサイズによって、個別にサイズ指定されます。

ポイント フィーチャ データの属性フィールドにサイズ値が含まれていない場合は、シンボルにランダムなサイズを適用できます。また、[式の設定] 演算を使用して、式を指定することもできます。式とは、属性フィールド内の値を定数値によって加算、減算、乗算、除算する単純な算術演算を指定する方法のことです。それ以外の場合は、一定のサイズ値を使用できます。

フィールドからサイズを取得せずにフィーチャ シンボルのサイズを指定するには、マーカー シンボルをダブルクリックして、サイズ プロパティの設定などのプロパティの編集を行います。ただし、サイズ属性フィールド、式、またはランダム値を使用してサイズを適用することを選択した場合は、すべてのシンボルが、新規に取得したサイズ値を基に描画されます。

次の左の図では、ポイント フィーチャのサイズが指定されていません。右の図にも同じポイント フィーチャが表示されていますが、属性テーブルの数値フィールドから取得したサイズ値に基づいて各フィーチャが表示されています。

ArcGlobe でポイント フィーチャにサイズを適用することで、表示に差違が生じている例

データのフィーチャ リプレゼンテーションを作成するためにサイズベースのシンボルを使用することもできます。リプレゼンテーションの詳細については、ArcMap ヘルプの「リプレゼンテーション」と「フィーチャ リプレゼンテーションのサイズ変更」をご参照ください。

カートグラフィック リプレゼンテーションの詳細

関連項目


7/10/2012