Combinatorial XOr (Spatial Analyst)
サマリ
2 つの入力ラスタのセル値に対して排他的論理和結合演算を行います。
片方の入力値が true（0 以外）で、もう片方の入力値が false（0）の場合には、入力値の組み合わせごとに異なる数値を出力します。両方の入力値が true（0 以外）または false（0）の場合には、出力値は 0 になります。
図
 |
OutRas = CombinatorialXOr(InRas1, InRas2) |
使用法
結合演算ツールでは、入力がブール値と見なされます。つまり、0 以外の値は真、値 0 は偽として処理されます。
この結合型の評価を実行するには、2 つの入力値が必要です。
このツールでは、入力の順番が出力属性テーブルだけに影響します。
構文
CombinatorialXOr (in_raster_or_constant1, in_raster_or_constant2)
| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_raster_or_constant1 |
この結合型演算で使用する最初の入力。 正の整数タイプでなければいけません。 他のパラメータでラスタが指定されている場合、数値をこのパラメータの入力として使用できます。両方の入力で数値を指定するには、セル サイズと範囲を最初に環境で設定しておく必要があります。 | Raster Layer | Constant |
in_raster_or_constant2 |
この結合型演算で使用する 2 つめの入力。 正の整数タイプでなければいけません。 他のパラメータでラスタが指定されている場合、数値をこのパラメータの入力として使用できます。両方の入力で数値を指定するには、セル サイズと範囲を最初に環境で設定しておく必要があります。 | Raster Layer | Constant |
リターン
| 名前 | 説明 | データ タイプ |
| out_raster |
出力ラスタ。 | Raster |
コードのサンプル
CombinatorialXOｒ の例 1（Python ウィンドウ）
この例では、2 つの GRID ラスタに対して Combinatorial XOｒ 演算を行い、IMG ラスタとして結果を出力します。
import arcpy
from arcpy import env
from arcpy.sa import *
env.workspace = "C:/sapyexamples/data"
outCXOr = CombinatorialXOr("degs", "cost")
outCXOr.save("C:/sapyexamples/output/outcxor.img")
CombinatorialXOｒ の例 2（スタンドアロン スクリプト）
この例では、2 つの GRID ラスタに対する Combinatorial XOｒ 演算を行います。
# Name: CombinatorialXOr_Ex_02.py
# Description: Performs a Combinatorial Exclusive Or operation on
# the cell values of two input rasters
# Requirements: Spatial Analyst Extension
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
from arcpy.sa import *
# Set environment settings
env.workspace = "C:/sapyexamples/data"
# Set local variables
inRaster1 = "degs"
inRaster2 = "cost"
# Check out the ArcGIS Spatial Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("Spatial")
# Execute CombinatorialXOr
outCXOr = CombinatorialXOr(inRaster1, inRaster2)
# Save the output
outCXOr.save("C:/sapyexamples/output/outcxor")
環境
関連項目
ライセンス情報
ArcView: 必須 Spatial Analyst
ArcEditor: 必須 Spatial Analyst
ArcInfo: 必須 Spatial Analyst
7/10/2012