画像解析ウィンドウでの [差異] ボタンの使用
[差異] ボタン をクリックすると、2 つのラスタまたはイメージ サービス レイヤ間の差異を計算し、基本的な変更検出アルゴリズムが実行されます。この機能は、分類された画像や標高モデルなどの比較に使用できます。
このツールによる比較では、大気中の電気ノイズやかすみといった画像間の放射量の差異を検出することはできません。2 つのデータ レイヤ間の地理座標的なずれも検出できません。ピクセル間の比較が実行されるだけです。画像が完全に揃っていない場合、画像間の差異として表示されます。したがって、必要に応じて画像を事前に幾何補正および放射量補正することをお勧めします。
手順:
- 画像解析ウィンドウを表示するには、メイン メニューで Windows をクリックし、[画像解析] をクリックします。
- 画像解析ウィンドウで 2 つのレイヤをクリックします。
-
[差異] ボタン をクリックします。
テンポラリ レイヤに算術関数が追加されます。
テンポラリ ラスタ レイヤの差異の表示を向上させるには、画像解析ウィンドウでレイヤをクリックして、別のストレッチを適用するか、[DRA] をオンにしてダイナミック範囲調整を使用してレイヤを表示します。
関連項目
7/10/2012