算術関数
算術関数は、2 つのラスタ間や、ラスタとスカラー間で算術演算を実行します。
この関数に対する入力は次のとおりです。
- 入力ラスタ 1
- 入力ラスタ 2
- 演算子
ラスタ内のすべてのピクセル値に定数値を使用する場合は、ダイアログ ボックスの [定数からラスタを作成] セクション内にある [ラスタ] ドロップダウン矢印をクリックして、[ラスタ 1] または [ラスタ 2] を選択します。次に [定数] テキスト ボックスで値を指定します。
次のような演算オプションがあります。
- 加算 - 各ラスタの対応するすべてのピクセル値の合計を出力します。
出力 = ラスタ 1 + ラスタ 2
- 減算 - 各ラスタの対応するピクセル値の差を出力します。これは変化の検出を計算するために使用できます。
出力 = ラスタ 1 - ラスタ 2
- 累乗 - 各ラスタの対応するピクセル値の積を出力します。これは一部のコスト関数処理を実行するのに使用できます。
出力 = ラスタ 1 x ラスタ 2
- 除算 - 各ラスタの対応するピクセル値間での除算の結果を出力します。
出力 = ラスタ 1 ÷ ラスタ 2
- 乗数 - 対応するピクセル値を入力ラスタまたはスカラーの値で累乗した値を出力します。
出力 = ラスタ 1ラスタ 2
- モード - すべての重複ピクセルの中で最も多く発生するピクセルの値を出力します。たとえば、ラスタの中に 6 つのバンドがある場合、6 つの重複するピクセルが存在します。4、5、6、4、7、9 の値の場合、モード値は 4 になります。
関連項目
7/10/2012