ラスタ カタログへのラスタ データの読み込み
ラスタ カタログにラスタ データを読み込むために使用するジオプロセシング ツールは、主に 2 つあります。[ラスタ → ジオデータベース(Raster To Geodatabase)] ツールを使用すると、選択した複数のラスタをラスタ カタログに読み込むことができます。[ワークスペース → ラスタ カタログ(Workspace To Raster Catalog)] ツールを使用すると、ディスク上の任意の場所に含まれるすべてのラスタをラスタ カタログに読み込むことができます。後述の手順では、後者のツールの使用法について説明します。
これらのツールを使用するには、ジオデータベース内にラスタ カタログが存在する必要があります。ジオデータベースにラスタ カタログを作成するには、「ジオデータベースでのラスタ カタログの作成」をご参照ください。
ライセンス:
ラスタ データを ArcSDE ジオデータベースにインポートまたはロードするには、ArcEditor または ArcInfo ライセンスが必要です。
手順:
- ArcCatalog または [カタログ] ウィンドウで、ラスタ カタログを右クリックし、[読み込み] → [ワークスペースから読み込み] をクリックします。
- [入力ワークスペース] 参照ボタン をクリックし、読み込みたいラスタ データセットがあるワークスペースに移動します。
- 出力ラスタ カタログが正しいことを確認します。出力ラスタ カタログが正しくなければ、参照ボタン をクリックして、正しいラスタ カタログを選択します。
- 必要に応じて、[サブディレクトリを含む] をオンにし、ワークスペース内のすべてのサブフォルダからラスタ データセットを読み込みます。
- 必要に応じて、[リアルタイム投影変換] をオンにし、ラスタ データセットをラスタ カタログの投影法に投影変換します。
- [OK] をクリックします。
ヒント:
ラスタ カタログでピラミッドを構築することはできませんが、ラスタ カタログ内のラスタ データセットごとにピラミッドを構築することが可能です。
ヒント:
Oracle GeoRaster ラスタ データセットのピラミッドの構築は、ラスタを読み込んだ後に別のステップとして実行する必要があります。
関連項目
7/10/2012