リアルタイム データへの E メール警告サービス アクションの適用

E メール警告サービス アクションでは、アクションの始動時に、選択した受信者に E メール メッセージが自動的に送信されます。この E メール メッセージは、テンプレート エディタを使用して構成できます。テンプレート エディタを使用すると、データ メッセージのフィールドから E メールの本文に値を直接埋め込むことができます。また、E メール受信者のマスタ リストを作成することもできます。このリストから、E メール警告アクションごとに受信者を選択できます。

手順:
  1. ArcCatalog を開始するか、ArcMap で カタログ ウィンドウにアクセスします。
  2. トラッキング コネクションをまだ確立していない場合は、使用可能なトラッキング コネクションをダブルクリックして、それに接続します。
  3. トラッキング コネクションを展開して、使用可能なすべてのトラッキング サービスのリストを表示します。アクションを適用するトラッキング サービスを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。[サービス プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

    または、カタログ ウィンドウで対象のトラッキング サービスをダブルクリックすることもできます。

  4. [サービス プロパティ] フォームの [アクション] タブをクリックします。
  5. [新規アクション] ボタンをクリックします。
    [新規アクション...] ボタンをクリックしてアクションを新規作成します
  6. [作成するアクション タイプ] パネルの [E メール警告アクション] をクリックします。
    [E メール警告アクション] を選択します。
  7. テキスト ボックスをクリックして、アクションの名前を入力し、[OK] をクリックしてアクション パラメータ フォームを開きます。
  8. [E メール警告アクション パラメータ] ダイアログ ボックス
  9. [E メール警告アクション パラメータ] ダイアログ ボックスの [E メール設定] ボタンをクリックします。
  10. [E メール プロパティ] ダイアログ ボックスに、E メール サーバの名前とドメインを入力します。[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
  11. [E メール受信者] ダイアログ ボックスの [受信者] ボタンをクリックします。
  12. [E メール アドレスを入力] テキスト ボックスに E メール アドレスを入力して、[追加] ボタンをクリックします。

    このアクションに必要なすべての E メール アドレスについてこの手順を繰り返し、それらの E メール アドレスを [マスタ E メール アドレス リスト] に追加します。[マスタ E メール アドレス リスト] は、同一のワークステーションで作成されるすべての E メール警告アクションで使用できる E メール アドレス リストです。特定の E メール警告アクションで使用する E メール アドレスを選択するには、その E メール アドレスを [選択した E メール アドレス リスト] に追加する必要があります。

  13. [マスタ E メール アドレス リスト] から E メール アドレスを選択して、[追加] ボタンをクリックします。

    このアクションに必要なすべての E メール アドレスについてこの手順を繰り返し、それらの E メール アドレスを [選択した E メール アドレス リスト] に追加します。[選択した E メール アドレス リスト] から E メール アドレスを削除するには、削除する E メール アドレスを選択して [削除] ボタンをクリックします。

  14. [OK] をクリックして、[マスタ E メール アドレス リスト] と [選択した E メール アドレス リスト] に対する変更をすべて保存します。
  15. [E メール警告アクション パラメータ] ダイアログ ボックスの [テンプレート エディタ] ボタンをクリックします。

    この手順では、目的のアクションで使用する E メール テンプレートをまだ作成していないことを前提としています。以前作成した E メール テンプレートを使用する場合は、[E メール警告アクション パラメータ] ダイアログ ボックスのドロップダウン リストから直接そのテンプレートを選択できます。この場合は、以下のいくつかの手順を省略できます。

  16. [テンプレート エディタ] ダイアログ ボックスの [テンプレート選択] パネルで [新規作成] ボタンをクリックします。
    [テンプレート エディタ] ダイアログ ボックス

    既存のテンプレートを変更して使用する場合は、[テンプレート選択] パネルから既存のテンプレートを選択して [編集] ボタンをクリックします。

  17. [名前] テキスト ボックスにテンプレートの名前を入力します。

    既存のテンプレートから新しいテンプレートを作成する場合は、テンプレートの名前を変更すれば元のテンプレートの上書きを防止できます。

  18. [テキスト] テキスト ボックスに E メール メッセージを入力します。

    データ メッセージからデータ値を E メール メッセージに直接挿入するには、[メッセージ定義フィールド] リスト ボックスで目的のフィールドを選択して [挿入フィールド] ボタンをクリックします。日付フィールドを選択した場合は、[日付フォーマット] および [時刻フォーマット] の各ドロップダウン リストを使用して日時情報の表示形式を指定できます。

    注意注意:

    各 E メール警告メッセージは、定義したトリガ条件を満たす 1 つのデータ メッセージに対応します。このデータ メッセージにあるデータ フィールドの値が E メール メッセージに表示されます。

  19. テンプレートの変更が完了したら、[テンプレートの適用] ボタンをクリックしてテンプレートの変更を保存します。[OK] をクリックして [テンプレート エディタ] ダイアログ ボックスを閉じます。

    [E メール警告アクション パラメータ] ダイアログ ボックスの [テンプレート] ドロップダウン メニューに、対象のアクションで作成したテンプレートが選択された状態で表示されます。

  20. アクションにトリガを設定します。[アクションの始動] パネルで、次の必要ないずれかのオプションのボタンをクリックし、さらに手順に従ってトリガを設定します。

    常に

    アクションは常に実行されます。

    属性クエリ

    アクションは、属性条件に基づいて実行されます。属性トリガを設定する方法の詳細

    ロケーション クエリ

    アクションは、ロケーション条件に基づいて実行されます。ロケーション トリガを設定する方法の詳細

    属性 と ロケーション クエリ

    アクションは、属性条件とロケーション条件の組み合わせに基づいて実行されます。

  21. 対象のアクションに対するトリガの設定を完了したら、[OK] をクリックしてアクションを作成します。
  22. 新しいアクションが、トラッキング サービスのサービス アクション リストに表示されます。そのリストにその他のサービス アクションが表示されている場合、上下の矢印ボタンを使用して、トラッキング サービスに適用する順序でそれらのサービス アクションを配置することができます。対応するチェックボックスをオンまたはオフにすることによって、リスト内のサービス アクションを有効または無効にすることもできます。
    上下の矢印ボタンを使用してアクションの順序を変更できます。
  23. [サービス プロパティ] ダイアログ ボックスの [適用] または [OK] をクリックして、変更内容を適用します。

関連項目


7/10/2012