ObjectID フィールドの基礎

ArcGIS によって維持される ObjectID フィールドは、テーブル内の各行が一意な ID を持つことを保証します。テーブルまたはレイヤの属性テーブルでは、通常、テーブルとレイヤの ObjectID(OID)のエイリアスの下に ObjectID フィールドが表示されます。選択セットのスクロールや表示などの主な機能は、このフィールドが存在するかどうかに依存します。

ArcCatalog と ArcMap でサポートされるほとんどのデータソースは、表形式データに ObjectID フィールドを含んでいます。これらのデータの場合、ObjectID フィールドは ArcMap の [テーブル] ウィンドウと ArcCatalog のテーブル プレビューによって直接アクセスおよび使用されます。ただし、次のデータ ソースは表形式データに ObjectID を含んでいません。

使用しているテーブルのタイプが不明で、テーブルに ObjectID フィールドがあるかどうかがわからない場合は、簡単に確認することができます。ArcMap のコンテンツ ウィンドウで、[ソース別にリスト] ビュー ソース別にリスト でテーブルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[テーブル プロパティ] ダイアログ ボックスの [ソース] タブをクリックし、[オブジェクト ID フィールドを持つ] のエントリが [Yes] または [No] のどちらであるかを確認します。ArcMap または ArcCatalog で、テーブルの [プロパティ] ダイアログ ボックスを開き、[フィールド] タブをクリックします。ObjectID データ タイプのフィールドが表示されない場合は、データ ソースに ObjectID フィールドがありません。

テーブルに ObjectID フィールドがない場合は、次の操作を実行できません。

データの ObjectID フィールドを設定する方法はいくつかあります。

関連項目


7/10/2012