ジオデータ サービスの直接公開

ジオデータベースから直接公開するには、サービスとして公開したいパーソナル ジオデータベース、ファイル ジオデータベース、または ArcSDE ジオデータベースへの接続ファイルを参照する必要があります。ジオデータベースまたは接続ファイルは、SOC ユーザからアクセス可能な場所に配置されている必要があります。たとえば、ArcCatalog 内の ArcSDE ジオデータベースは、Application Data\ESRI\ArcCatalog の下のプロファイル ディレクトリにあります（例: C:\Documents and Settings\myUserName\Application Data\ESRI\ArcCatalog\Connection to myServer.sde）。*.sde 接続ファイルの作成時に SOC アカウントとしてログインしているのでない限り、SOC アカウントでこのファイルにアクセスすることはできません。ジオデータ サービスを公開する前に、SOC アカウントにアクセス権限が付与されている共通のディレクトリに接続ファイルをコピーすることをお勧めします。

ArcSDE for SQL Server Express からジオデータ サービスを公開する際には、ジオデータベースへの接続を保存して接続ファイルを作成する必要があります。そのためには、ArcCatalog のカタログ ツリーで [データベース サーバ] ノードの下にあるジオデータベースを選択します。公開するジオデータベースを右クリックし、[接続の保存] をクリックします。これにより、先ほど説明したように、プロファイル ディレクトリに接続（*.sde）ファイルが作成されます。ジオデータベースを公開する際に、この接続ファイルを参照する必要があります。先に述べたように、サービスを公開する前に、SOC アカウントにアクセス権限が付与されている共通の場所に接続ファイルをコピーします。

次の手順に従って、ジオデータ サービスを公開します。

手順:

1. Manager で [サービス] タブをクリックします。
2. [GIS リソースの公開] をクリックします。
3. 次の点に注意しながら、必要な情報を入力します。
   • [リソース] を指定する際には、公開するジオデータベースを選択するか、ジオデータベースが ArcSDE ジオデータベースである場合は、その接続（*.sde）ファイルを選択します。
   • 詳細については、「Manager での GIS リソースのサーバへの公開」をご参照ください。