関連フィールド スケマティック属性のパラメータの構成
関連フィールド属性は、関連付けられたオブジェクト クラスが指定されているスケマティック フィーチャクラスに対して構成できます。このタイプの属性の値は、スケマティック フィーチャクラスが関連付けられているフィーチャクラスまたはテーブルに格納されているフィールドから取得されます。関連フィールド スケマティック属性パラメータを構成するには、その関連付けられたオブジェクト クラス フィールドを指定します。以下の手順は、このフィールドの構成方法を示しています。
新しい関連フィールド属性は、10 より前の Schematics の Dynamic および Static タイプの属性に代わるものです。Static 属性は、前のバージョンの Schematics ではダイアグラムが生成または更新されるたびに評価されました。現在の Schematics の生成/更新時の評価モードを指定した関連フィールド属性は、Static 属性と同様に機能します。また、編集の開始時評価モードを指定した関連フィールド属性は、ダイアグラムを開くたびに再評価される、前の Dynamic 属性ととてもよく似ています。ただし、この場合に完全に同等な動作にするには、ダイアグラムを開いたときにそのダイアグラムがメモリに自動的に読み込まれるように構成することも必要です。
関連フィールド スケマティック属性を作成するには、「スケマティック フィーチャクラスの属性の作成」トピックで説明する手順を開始し、その手順 6 で属性タイプを指定するときに、関連フィールドを選択します。以下は、このトピックの手順 7 で行う、特定の関連フィールド属性の構成に関する手順です。
新しいスケマティック属性のタイプとして [関連フィールド] を指定すると、次のように [プロパティ] タブが表示されます。
次に、属性値を定義する値を持つ関連付けられたオブジェクト クラスのフィールドを構成する必要があります。
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[フィールド] ドロップダウン リストから、属性値を返すフィールドを選択します。
[フィールド] ドロップダウン リスト内のフィールドは、属性が適用されるスケマティック フィーチャクラスが関連付けられているフィーチャクラスまたはテーブルのすべてのフィールドに対応しています。
関連フィールド スケマティック属性の作成を完了するには、「スケマティック フィーチャクラスの属性の作成」トピックの手順 8 ~ 11 の説明に従って、[ストレージ モード] および [評価モード] セクションで使用可能なパラメータを設定します。
別の属性タイプに基づくすべてのスケマティック属性と同様に、関連フィールド スケマティック属性は、それらの評価モードに関係なく、スケマティック フィーチャ シンボルを設定するために直接使用できます。ただし、関連フィールド スケマティック属性は、評価モードが [再描画/最新の情報に更新時] である場合、ラベリングには直接使用できません。そのような特別の場合、ArcMap ラベリング エンジンでは、関連フィールド値の読み込みはデフォルトで強制されません。ただし、次のような高度なラベル条件式を使用すると、この読み込みを強制できます。
高度な条件式によって関連フィールド スケマティック属性に基づくラベルを取得すると、評価モードが [再描画/最新の情報に更新時] である場合も適切に表示されます。
入力パラメータ:
- [ATTR_AS_LABEL]:ラベリングに使用するスケマティック属性。
- [PROPERTYSET]、[DATASOURCEID]、[UCID]、および [UOID]:関連フィールド値を常に最新の状態にするために読み込む必要があるスケマティック フィーチャクラス フィールド。
[DATASOURCEID]、[UCID]、および [UOID] フィールドは、[ラベル条件式] ダイアログ ボックスの [フィールド] リストから使用でき、次の高度な条件式を構築するときにこのリストから選択できます。[PROPERTYSET] フィールドは、このリストから使用できないため、それについては式のボックスに直接入力する必要があります。
Function FindLabel([PROPERTYSET],[DATASOURCEID], [UCID], [UOID], [ATTR_AS_LABEL]) FindLabel = [ATTR_AS_LABEL] End Function