Van der Grinten 図法(第 1 図法)

説明

この投影法は、曲線の経緯線で世界を描写することを除けば、メルカトル図法に似ています。全体的な効果として、面積はメルカトル図法よりも歪みが少なく、形状は正積図法よりも歪みが少なくなります。

メルカトル図法についての詳細

Van der Grinten 図法(第 1 図法)の説明図

投影法

Van der Grinten 図法(第 1 図法)は折衷投影法であり、従来の分類には含まれません。

直線となる経緯線

赤道および投影の中央子午線。

特性

形状

赤道から極に向かって歪みが大きくなります。

面積

赤道上で歪みが最小で、極地域では歪みが激しくなります。

方向

局所的な角度は中心でのみ正確です。

距離

赤道上の縮尺は正確です。

制限

世界を表現することができますが、緯度の 75 番目の緯線間で最も表現が正確になります。

用途と使用例

世界地図に使用されます。以前は、米国地理学協会における標準の世界地図の投影法でした。

パラメータ

Desktop

  • False Easting
  • False Northing
  • Central Meridian
注意注意:

球面上でのみサポート

Van der Grinten 図法(第 1 図法)球体補正(Desktop version 9.3 以降)

  • False Easting
  • False Northing
  • Central Meridian
  • Auxiliary Sphere Type
注意注意:

Auxiliary Sphere Type パラメータには、0(地理座標系の長半径または半径を使用)、1(短半径または半径を使用)、2(正積半径を計算して使用)、または 3(正積半径を使用し、測地緯度を正積緯度に変換)を指定できます。

Workstation

  • Radius of the sphere of reference
  • Longitude of Central Meridian
  • False Easting(meters)
  • False Northing(meters)
注意注意:

球面上でのみサポート

関連項目


7/10/2012