ミラー図法

説明

この図法はメルカトル図法に似ていますが、極地域の面積は歪みません。極に近づくにつれて、緯線の間隔は広がりますが、メルカトル図法ほどではありません。面積の歪みは小さくなりますが、局所的な形状と方向は歪みます。

メルカトル図法についての詳細

ミラー図法の説明図

投影法

円筒図法。子午線は平行で、等間隔となります。緯線も平行ですが、極に近づくにつれて間隔は広くなります。両極は直線として表現されます。

接線

赤道。

直線となる経緯線

すべての子午線とすべての緯線。

特性

形状

緯度 45 度間の歪みは小さくなりますが、極に近づくにつれて大きくなります。土地の形状は、南北方向よりも東西方向に伸びます。

面積

赤道から極に向かって歪みが大きくなります。

方向

赤道上でのみ局所的な角度は正確です。

距離

赤道上では、正確な距離を測定することができます。

制限

世界地図にのみ使用されます。

用途と使用例

汎用的な世界地図。

パラメータ

Desktop

  • False Easting
  • False Northing
  • Central Meridian
注意注意:

球面上でのみサポート

ミラー図法球体補正(Desktop version 9.3 以降)

  • False Easting
  • False Northing
  • Central Meridian
  • Auxiliary Sphere Type
注意注意:

Auxiliary Sphere Type パラメータには、0(地理座標系の長半径または半径を使用)、1(短半径または半径を使用)、2(正積半径を計算して使用)、または 3(正積半径を使用し、測地緯度を正積緯度に変換)を指定できます。

Workstation

  • Radius of the sphere of reference
  • Longitude of Central Meridian
  • False Easting(meters)
  • False Northing(meters)
注意注意:

球面上でのみサポート

関連項目


7/10/2012