Great Britain National Grid 図法

説明

Airy 回転楕円体上への横メルカトル投影です。原点は 49°N、2°W です。中央子午線上の縮尺係数は 0.9996012717 です。この値は version 9.2 で変更されました。以前の値は 0.999601272 でした。この変更のため、縮尺係数値が異なるデータセットは同じものとは見なされません。バージョン 9.3 では、両方の値を等価なものとして扱うようにコードが変更されました。

横メルカトル図法についての詳細

Great Britain National Grid 座標系の説明図

投影法

横軸の円筒図法であり、特定の地域の中心を中央子午線が通ります。

接線

2°W の中央子午線から 180km の 2 本の平行線です。

直線となる経緯線

中央子午線です。

特性

形状

正角なので、小さい形状は正しく維持されます。

面積

中央子午線から離れるにつれて、イギリスの外での歪みは大きくなります。

方向

局所的な方向は正しく維持されます。

距離

中央子午線から 180km の正割線上では、縮尺は正確です。正割線の間では縮尺は圧縮され、外側では伸びます。

制限

イギリスに適しています。東西の範囲に限定されます。

用途と使用例

イギリスの国家座標系で、大縮尺地形図に使用されています。

パラメータ

Workstation

  • 投影法固有のパラメータは、ソフトウェアによって設定されます。

関連項目


7/10/2012