アラスカ シリーズ E 図法

説明

この図法は、1:2,500,000 の縮尺でアラスカの地図を発行するために USGS が 1972 年に開発したものです。

アラスカ シリーズ E 図法の説明図

投影法

この図法は、一般的に変更横メルカトル図法と呼ばれていますが、正距円錐図法に似ています。

正距円錐図法についての詳細

接線

標準緯線は、53°30' N および 66°05' 24" N です。

直線となる経緯線

経線は、中心点から放射状に広がる直線になります。緯線は、ほぼ同心円となります。

特性

形状

正角でも正積でもありません。

面積

正角でも正積でもありません。

方向

標準緯線から離れるにつれて、歪みは大きくなります。

距離

標準緯線に沿って正確です。

制限

この図法は、アラスカ、アリューシャン列島、およびベーリング海域の作図にのみ適用されます。

用途と使用例

1:2,500,000 の縮尺で 1954 年に発行されたアラスカ地図を USGS が 1972 年に改訂したものです。

アリューシャン列島およびベーリング海の地図は 1974 年に発行されました。

パラメータ

投影法固有のパラメータは、ソフトウェアによって設定されます。

関連項目


7/10/2012