ハッチ スタイルの操作について

ハッチ スタイルには、ハッチ クラスを構成するハッチ定義のシンボルと設定が格納されます。ハッチ スタイルを使用することで、データソースが異なる複数のマップ上にハッチを同じように表示できます。

ハッチ クラスの設定時に使用できるプロパティの一部を、ハッチ スタイルの設定時には使用できないことに注意してください。ハッチ スタイルの設定時に使用できないのは、クラスレベル オフセット、始点メジャー値、終点メジャー値などの属性に基づくプロパティです。

ArcMap の他のスタイルと同様、ハッチ スタイルはスタイル ファイル（.style）に保存されます。ただし、ArcMap には業界標準のハッチ スタイルが用意されていません。ユーザ自身でハッチ スタイルを作成する必要があります。

新しいハッチ スタイルを一から作成する場合でも、既存のハッチ スタイルのプロパティを変更する場合でも、[スタイル マネージャ] ダイアログ ボックスを使用してハッチ スタイルを操作します。