ツール レイヤによるシンボルの設定

ArcMap では、ArcMap のコンテンツ ウィンドウにツールをレイヤとして追加することにより、ツール レイヤを作成することができます。手順としては、カタログ ウィンドウからコンテンツ ウィンドウにツールをドラッグ アンド ドロップします。

システム ツールの多くは単一の出力しかありませんが、ユーザが作成するカスタム モデル ツールおよびスクリプト ツールは複数の出力が可能です。これらのツールから作成されるツール レイヤにはツールの出力がすべて含まれているため、個々のレイヤに比べて非常に便利です。

ツール レイヤについての詳細

モデル出力のシンボルは、モデルをツール レイヤとして使用するときに定義できます。

手順:

1. ArcMap を開きます。
2. [カタログ] ウィンドウまたは [ArcToolbox] ウィンドウから ArcMap のコンテンツ ウィンドウにモデルをドラッグ＆ドロップして、モデルのツール レイヤを作成します。
3. ツール レイヤを右クリックし、[開く] をクリックします。

   モデル ツールのダイアログ ボックスが表示されます。

4. パラメータの値を設定し、[OK] をクリックしてモデル ツールを実行します。

   各モデル出力が、ツール レイヤのサブレイヤとして追加されます。

5. ArcMap で、ツール レイヤのサブレイヤのいずれかを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。次に、サブレイヤのシンボル プロパティを変更します。

注意:

モデルの出力変数のシンボルは、レイヤ ファイルまたは [レイヤのシンボル情報を適用（Apply Symbology From Layer）] ツールを使用して設定できます。または、ArcMap のコンテンツ ウィンドウでモデル ツールのサブレイヤ プロパティを使用しても、出力のシンボルを設定できます。シンボルの設定は、モデルまたはツールのサブレイヤ プロパティのどちらかで行い、両方では設定しないことをお勧めします。