ネットワーク フィーチャの切断
このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。
ライセンス:
ネットワーク フィーチャは、ArcInfo と ArcEditor では作成および編集の両方が可能ですが、ArcView では読み取り専用になります。
接続されている他のすべてのフィーチャを移動せずに、1 つのフィーチャのみを移動する場合は、最初に [切断] コマンドを実行する必要があります。フィーチャを切断しても、それがデータベースから削除されたり、ジオメトリック ネットワークから削除されるようなことはありません。同様に、フィーチャを切断することで、そのフィーチャの論理ネットワーク情報が削除されることもありません。フィーチャを切断すると、そのフィーチャと、ネットワーク内の他のフィーチャとのトポロジ関係が削除されます。同様に、フィーチャをネットワークに接続すると、そのフィーチャと隣接フィーチャの間にトポロジカル リレーションシップが作成されます。
フィーチャを切断または接続するには、[ジオメトリック ネットワーク編集] ツールバーを追加する必要があります。
ArcMap で [カスタマイズ] → [ツールバー] → [ジオメトリック ネットワーク編集] の順に選択します。
手順:
- [エディタ] ツールバーの [エディタ] メニューをクリックし、[編集の開始] をクリックします。
- [エディタ] ツールバーで [編集] ツール をクリックします。
- 切断するフィーチャを選択します。
- [切断] ボタン をクリックします。
注意:
フィーチャの切断は、永続的な状態として設計されていません。フィーチャ間の接続を一時的に切断することで、いずれかのフィーチャを移動したとき、その他のフィーチャに影響を与えないようにすることを目的としています。ジオメトリック ネットワークでは幾何学的な一致に基づいて接続性が決定されるので、編集時に切断フィーチャが接続される可能性があります。たとえば、切断されたフィーチャと一致する新しいフィーチャを作成する場合や、挿入したフィーチャが切断フィーチャと一致している状態で調整操作を実行した場合などに、このような状況が発生します。
ヒント:
トレースを回避する必要がある場合、フィーチャに対して [切断] コマンドを実行する代わりに、対象フィーチャにバリアを配置するか、[Enabled] 値を変更することによってフィーチャを無効にします。
関連項目
7/10/2012