フィーチャのコピーと貼り付け
標準ツールバーのツールを使用して、既存のフィーチャをコピーすることができます。フィーチャをコピーして別のレイヤに貼り付けることが可能ですが、コピー先のレイヤとコピー元のレイヤのジオメトリ タイプは同一(ポイント、ライン、またはポリゴン)でなければなりません。ただし、ポリゴンをライン レイヤにコピーすることが可能です。
ソース レイヤとターゲット レイヤが同じ場合や、異なるソース レイヤとターゲット レイヤが同じスキーマを持つ場合、ジオメトリをコピーすると属性もコピーされ、一緒に貼り付けられます。ソース レイヤとターゲット レイヤのスキーマが異なる場合は、選択フィーチャのジオメトリがコピーされますが、属性はコピーされません。ターゲット フィーチャクラスまたはサブタイプに、デフォルト値、フィーチャリンク アノテーション、またはジオデータベース内で定義された接続性ルールがある場合、コピーにはターゲット レイヤに適したデフォルト値と振舞いが設定されます。デフォルト値のない属性の値は null になります。個々の属性をコピーして貼り付けるか、[アジャスト] ツールバーの [属性割り当て] ツールを使用して、既存の属性値を新しいフィーチャに引き渡すことができます。もう 1 つの方法は、新しいフィーチャの属性テーブルにソース フィーチャの属性テーブルを結合し、[フィールド演算] を使用して既存の値を新しいフィーチャに永続的に追加することです。
レイアウト ビューでフィーチャのコピーと貼り付けを行う場合は、必ずフォーカスが設定されたデータ フレームを使用します。そうすれば、データ フレーム自体のコピーと貼り付けではなく、データ フレーム内でフィーチャのコピーと貼り付けを行うことができます。データ フレームにフォーカスを設定するには、そのデータ フレームをクリックし、[レイアウト] ツールバーの [データフレームにフォーカス] ボタンをクリックするか、単にデータ フレームをダブルクリックします。
切り取りと貼り付け(コピーと貼り付けではない)では、ジオメトリしか変換されません。ソース レイヤとターゲット レイヤのスキーマが同じ場合でも、属性は貼り付けられません。ターゲット レイヤには、適切なジオデータベースの振舞いと、デフォルト値または null 値が貼り付けられます。
- [エディタ] ツールバーで [編集] ツール をクリックします。
- コピーするフィーチャをクリックします。Shift キーを押しながらフィーチャをクリックして、追加フィーチャを選択します。
- [標準] ツールバーの [コピー] ボタン をクリックします。
- [標準] ツールバーの [貼り付け] ボタン をクリックします。
- 貼り付けたフィーチャを保存するレイヤをクリックします。フィーチャをコピーして貼り付ける場合、新しいフィーチャを保存するためのレイヤを選択します。これによって、コピーしたフィーチャからの属性値がフィーチャ テンプレートからの値によって上書きされることがなくなり、属性値を保持できます。
-
[OK] をクリックします。
フィーチャは元のフィーチャの上に貼り付けられます。