単純なフィールド演算
フィールド演算の実行は、テーブル内の多くのレコードを一括して更新する簡単な方法です。[フィールド演算] は、レイヤまたはテーブルに選択セットがある場合に、文字列、数字、日付フィールドに作用し、自動的に選択レコードに対してを演算を行います。
手順:
- 編集セッションを開始します。編集セッションを開始しなくても計算を行うことは可能ですが、その場合、結果を元に戻すことはできません。
- 編集するレイヤまたはテーブルを右クリックして、テーブルを開きます。
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計算を実行するフィールドの見出しを右クリックし、[フィールド演算] をクリックします。
注意:ジオデータベース トポロジ、ジオメトリック ネットワーク、またはリレーションシップ クラスに属するジオデータベース フィーチャクラスの属性テーブルを操作している場合、編集セッション以外の環境では [フィールド演算] コマンドが利用できなくなります。ヒント:
ショートカットとして Ctrl + Shift + F キーを押して、[フィールド演算] を開くことができます。
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[フィールド] リストと [関数] を使用して、計算式を組み立てます。テキスト エリアの式を編集したり、フィールドの値を入力することもできます。
ヒント:
文字列の計算には二重引用符(")を使用します。
注意:操作しているレイヤまたはテーブルで無効になっているフィールドは、[フィールド演算] に表示されません。フィールドの表示設定は、[レイヤ プロパティ] または [テーブル プロパティ] ダイアログ ボックスの [フィールド] タブか、テーブル ウィンドウから設定することができます。 - [OK] をクリックします。
ヒント:
テキスト フィールドで [フィールド演算] を使用する場合に、フィールド長が短すぎて計算値を保持できないため切り捨てが行われると、警告メッセージが表示されます。切り捨てられた値にはアスタリスクが付けられるため、簡単に探すことができ、必要に応じて値を修正できます。
注意:
編集セッション以外の環境で値を計算しようとしたときに警告メッセージを表示したくない場合は、メッセージの [再度このメッセージを表示しない] をオンにします。[カスタマイズ] → [ArcMap オプション] ダイアログ ボックスの [テーブル] タブで、警告メッセージを再び有効にすることができます。
注意:
編集セッション以外の環境で実行したフィールド演算は、元に戻すことはできません。
関連項目
7/10/2012