VPF → カバレッジ（Import From VPF） (カバレッジ)

サマリ

VPF テーブルを INFO テーブルに変換したり、タイル分割されていない VPF カバレッジまたは VPF タイルを ARC/INFO カバレッジに変換します。

使用法

• 入力 VPF カバレッジまたはテーブルと共に、VPF のフル パス名を指定する必要があります。

• カバレッジ オプションを使用している場合、パス名は vpfDatabase\vpfLibrary\vpfCoverage または vpfDatabase\vpfLibrary\vpfCoverage\vpfTile と指定します。

• テーブル オプションを使用している場合、パス名は vpfDatabase\vpfLibrary\vpfTable と指定します。

• 選択したすべてのテーブルを変換するオプションで [カバレッジ → VPF（Export To VPF）] ツールを使用して、VPF カバレッジを作成した場合、出力カバレッジは入力 VPF カバレッジと同じになります。

• 複数のライン フィーチャクラスを持つ VPF カバレッジは、ルート サブクラスのあるカバレッジに変換されます。複数のエリア フィーチャクラスは、リージョン サブクラスに変換されます。テキスト、接続されたノード、およびポイント フィーチャクラスは、適切なカバレッジのフィーチャ属性テーブルに関連付けることのできる INFO テーブルに変換されます。複雑なフィーチャクラスも INFO テーブルに変換されます。

• コントロール ファイルの変換情報の詳細

構文

VPFImport_arc (input_vpf, output, {tile_name}, {control_file}, {standard_vpf})

パラメータ	説明	データ タイプ
input_vpf	変換される VPF テーブル、タイル分割されていないカバレッジ、またはタイルの名前。フル パス名を指定する必要があります。	File ; Coverage;Table
output	作成される出力テーブルまたはカバレッジ。	Coverage; Table
tile_name （オプション）	入力 VPF タイル（存在する場合）。	String
control_file （オプション）	変換中に特定の VPF フィーチャクラスまたは 3 次元座標を無視するために使用できるファイル。このファイルの名前は、ユーザが定義します。	File
standard_vpf （オプション）	非標準の VPF テーブルを変換するかどうかを指定します。 NO_EXTRA —このオプションを使用すると、VPFExport を使用して作成された追加テーブルを VPFImport がインポートしなくなります。これがデフォルトです。 EXTRA —このオプションを使用する必要があるのは、ARC/INFO に変換されるデータが VPFExport を使用して VPF に変換された場合だけです。	Boolean

コードのサンプル

VPFImport（VPF → カバレッジ）の例（スタンドアロン スクリプト）

次のスタンドアロン スクリプトで、VPF 形式からカバレッジをインポートする方法を示します。

# Name: VPFImport_Example.py
# Description: Import coverages from a VPF tile
# Requirements: ArcInfo Workstation

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
inputVpf = "vpfLibrary/lib_000:hydro"
output = "C:/output/coast1"
tileName = "E/J/B/D"
standardVpf = "NO_EXTRA"

# Execute VPFImport
arcpy.VPFImport_arc(inputVpf, output, tileName, "", standardVpf)

環境

現在のワークスペース, 投影情報ファイル間の比較のレベル, 出力カバレッジの精度, 新規カバレッジの精度, テンポラリ ワークスペース

ライセンス情報

ArcView: いいえ

ArcEditor: いいえ

ArcInfo: 必須 ArcInfo Workstation がインストールされていること