シード ファイルとは
シード ファイルとは、そのネイティブ形式で [CAD へエクスポート(Export To CAD)] ツールの入力パラメータとして使用される CAD ドローイングです。これは、テンプレートとして機能し、エクスポート先の CAD ファイルに基本データを提供します。
シード ファイルを使用して、レイヤ名やスタイルなどの一般的な設定を格納できます。デフォルトでは、[CAD へエクスポート(Export To CAD)] ツールは、入力フィーチャ レイヤ名またはフィーチャクラス名と同じ名前のシード ファイル内のレイヤ(存在する場合)にフィーチャをエクスポートします。シード ファイルは、AutoCAD ブロック定義などのユーザ定義の CAD オブジェクトを格納し、それらを予約済み CAD フィールドを使用して実行中に個別に参照するために使用することもできます。
MicroStation DGN V8 ファイルには、入力フィーチャと一致する 2D または 3D シード ファイルが必要です。3D データは、Z 値の存在によって識別されます。これを判断するには、[フィーチャクラス プロパティ] ダイアログ ボックスを使用します。[CAD へエクスポート(Export To CAD)] ツールによって使用されるデフォルトの DGN シード ファイルは、ArcToolbox テンプレート フォルダ(C:\Program Files\ArcGIS\Desktop10.0\ArcToolbox\Templates\ など)にあります。
形式とバージョン
シード ファイルは、エクスポート先の形式にネイティブな CAD アプリケーションを使用して作成します。シード ファイルの形式およびバージョンは、エクスポート先の CAD ファイルの形式およびバージョンと一致する必要があります。
エクスポート先の形式 | CAD アプリケーション | シード ファイルの形式 | 必須/任意 |
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DWG および DXF | AutoCAD | DWG または DWT | オプション |
DGN V8 | MicroStation | DGN | 必須 |