Windows での ArcSDE for Oracle のインストール
ArcSDE をインストールすると、ライブラリ ファイル、管理コマンド ユーティリティ、『ArcSDE コマンド リファレンス』ドキュメント、ArcGIS Server のヘルプ、およびデータベースに固有のスクリプトを格納するディレクトリ(SDEHOME)が作成されます。また、システム パスに SDEHOME 変数も設定されます。
ヒント:
ArcSDE を Oracle インスタンスとは異なるコンピュータにインストールする場合は、特定のファイルを SDEHOME から Oracle サーバにコピーする必要があります。コピーするファイルが、Oracle サーバのオペレーティング システム上で動作するように設計されていることを確認してください。詳細については、「異なるサーバへの Oracle および ArcSDE のインストール」をご参照ください。
次の手順に従って、Windows に ArcSDE for Oracle をインストールします。
手順:
- 管理者権限のあるユーザとして、ArcSDE をインストールするコンピュータにログインします。
- コンピュータ上で起動している他のアプリケーションをすべて終了します。
-
ArcSDE インストール ファイルにアクセスします。
- DVD を使用する場合は、ディスクを適切なドライブにセットします。
- ISO イメージを使用する場合は、ISO 解凍ツールを使用してファイルにアクセスします。
- ESRI.exe をダブルクリックして起動します。
-
次のいずれかを実行して、インストールを開始します。
- 32 ビット バージョンの ArcSDE for Oracle 10g をインストールする場合は、ArcSDE のインストール ダイアログ ボックスで [ArcSDE for Oracle 10g (32-bit)] オプションを選択します。
- 64 ビット バージョンの ArcSDE for Oracle 10g をインストールする場合は、ArcSDE のインストール ダイアログ ボックスで [ArcSDE for Oracle 10g (64-bit)] オプションを選択します。
- 32 ビット バージョンの ArcSDE for Oracle 11g をインストールする場合は、ArcSDE のインストール ダイアログ ボックスで [ArcSDE for Oracle 11g (32-bit)] オプションを選択します。
- 64 ビット バージョンの ArcSDE for Oracle 11g をインストールする場合は、ArcSDE のインストール ダイアログ ボックスで [ArcSDE for Oracle 11g (64-bit)] オプションを選択します。
- インストールの途中で、ライセンス合意書に合意するかどうかを確認するメッセージが表示されます。終了する場合、ArcSDE はインストールされません。
- また、インストールの過程で、ArcSDE ファイルのインストール先を設定するか、デフォルトの場所を使用できます。
- セットアップ ウィザードの残りの指示に従って、インストールを完了します。
新しいジオデータベースを作成していて、すでに Oracle データベースと sde ユーザを作成している場合は、続けてポスト インストール ウィザードを実行できます。これらをまだ作成していない場合は、ウィザードを終了します。
関連項目
3/6/2012