リージョン グループによる個々のゾーンの作成

ゾーンは、ラスタ内で同じ値を持つすべてのセルで構成されます。リージョンは、同一のゾーン タイプを持つ連続するセルのセットです。ゾーンは、複数の連続しないリージョンで構成できます。リージョンを個別に処理する必要がある場合、個々のリージョンを別のエンティティとして指定する必要があります。[リージョン グループ(Region Group)] ツールは、ラスタ内の各リージョンに新しい値を割り当てます。この値はスキャン プロセスにより割り当てられ、スキャン プロセスはラスタの左上隅から開始され、左から右、上から下に移動します。新しいリージョンを検出するたびに、個別値が割り当てられます。すべてのリージョンに値が割り当てられるまで、このプロセスが続行されます。

リージョン グループの前の入力
リージョン グループの実行前、複数の不連続リージョンがゾーン内に存在します。
リージョン グループからの出力
リージョン グループの実行後、各リージョン(不連続ゾーン)に一意のゾーン値が割り当てられます。

出力ラスタの属性テーブルには、通常どおり [Value] と [Count] の項目がありますが、3 番目の項目の [Link] も作成されます。[Link] フィールドには、元の入力ゾーンの値が格納されます。元の値へのリンクがあるので、追加の解析を実行できます。

関連項目


7/10/2012