XML ビルダに基づくダイアグラムの生成

前提条件:

XML ダイアグラムを生成する前に、スケマティック データセット内にスケマティック ダイアグラム テンプレートを作成し、XML ビルダと連動するように構成する必要があります。

XML ビルダと連動するダイアグラム テンプレートの構成の詳細

XML ビルダに基づくスケマティック ダイアグラムを生成する場合、ArcMap を起動し、[スケマティック] ツールバーの [スケマティック ダイアグラムの新規作成] アイコン [スケマティック ダイアグラムの新規作成] コマンドを使用するのが最も簡単です。スケマティック ダイアグラムは、XMLBuilderDiagram XML スキーマ定義ファイルに基づいた XML 入力データから生成できます。次のセクションでは、ArcMap で XML スケマティック ダイアグラムを生成する手順について詳しく説明します。

注意注意:

[ダイアグラムの作成(Create Diagram)] という Schematics ジオプロセシング ツールを使用して、XML ビルダに基づくダイアグラムを生成することもできます。また、Schematic API を使用して、XML ビルダに基づくダイアグラムを生成するためのカスタム コードを開発することもできます。

手順:
  1. ArcMap を起動します。
  2. [スケマティック] ツールバーの [スケマティック ダイアグラムの新規作成] アイコン [スケマティック ダイアグラムの新規作成] ボタンをクリックします。

    [スケマティック ダイアグラムの新規作成] ダイアログ ボックスが開きます。

    [スケマティック ダイアグラムの新規作成] ダイアログ- XML ビルダ

  3. [スケマティック データセットまたはフォルダ] ドロップダウンの矢印をクリックし、生成されたスケマティック ダイアグラムを保存するスケマティック データセット、または目的のスケマティック データセット内のスケマティック フォルダを選択します。

    このドロップダウン リストにデフォルトで表示されるスケマティック データセット/フォルダの詳細

    ヒントヒント:

    リストにない別のスケマティック データセットに新しいスケマティック ダイアグラムを保存する場合は、[スケマティック データセットまたはフォルダ] ドロップダウン リストの右側にある参照ボタン 参照ボタン アイコン をクリックし、使用するスケマティック データセットを参照します。スケマティック データセット内の特定のスケマティック フォルダを選択すると、生成されたスケマティック ダイアグラムは、スケマティック データセットのルートではなく、そのスケマティック フォルダに自動的に保存されます。

  4. [スケマティック ダイアグラムのテンプレート] ドロップダウンの矢印をクリックし、スケマティック ダイアグラムの生成に使用する、XML ビルダに基づくスケマティック ダイアグラム テンプレートを選択します。

    このリストには、[スケマティック データセットまたはフォルダ] ドロップダウン リストで指定した、現在選択されているスケマティック データセットから使用できるすべての定義済みスケマティック ダイアグラム テンプレートが表示されます。

  5. [出力先データ フレーム] ドロップダウン リストでは、デフォルト値の [データフレーム新規作成] をそのまま使用して、生成されたスケマティック ダイアグラムが自動的に新しいデータ フレームに表示されるようにします。または、生成されたスケマティック ダイアグラムを追加するデータ フレームをドロップダウン リストから選択します。
  6. [入力 XML ファイルを指定] エリアの省略記号(...)ボタンをクリックして、スケマティック ダイアグラムの生成に使用するデータが含まれる XML ファイルを参照して選択します。

    ダイアグラムの生成に使用する入力 XML データが自動的に指定される外部コンポーネントを使用するように XML ビルダが構成されている場合は、この省略記号ボタンは利用できません。この場合は、特定の XML ファイルを指定する必要はありません。

  7. 生成するダイアグラムの名前を入力します。
  8. [OK] をクリックします。

スケマティック ダイアグラムが生成され、指定したデータ フレームに表示されます。これで、生成されたスケマティック ダイアグラムがスケマティック データベースで参照されるようになりました。

注意注意:

[スケマティック ダイアグラムのテンプレート] ドロップダウン リストで選択するダイアグラム テンプレートは、入力 XML ファイルの FeatureClassName アイテムに関連するスケマティック フィーチャクラスを処理するように構成されている要があります。ダイアグラム テンプレートのどのスケマティック フィーチャクラスも入力 XML ファイルの FeatureClassName アイテムと関連付けられていない場合、生成されたダイアグラムは空になります。スケマティック フィーチャクラスとダイアグラム テンプレートの構成の詳細については、「ダイアグラム テンプレートによって実装されるスケマティック ダイアグラムの内容の指定」をご参照ください。

関連項目


7/10/2012