netCDF チュートリアルについて

netCDF(Network Common Data Form)は、気温、湿度、気圧、風速、方向などの科学的な多次元データ(変数)を格納するためのファイル形式です。[マルチディメンション ツール] ツールボックスのツールを使用して、ラスタ レイヤ、フィーチャ レイヤ、およびテーブル ビューを netCDF ファイルから作成できます。表示を変更するには、プロパティ ダイアログ ボックスで特定のディメンション値を選択するか、[ディメンションで選択(Select by Dimension)] ジオプロセシング ツールを実行します。netCDF ファイルから作成したレイヤまたはテーブル ビューを使用して、解析を実行することもできます。

チュートリアルのシナリオ

netCDF ファイルのチュートリアル データには、大気モデル シミュレーションから生成されたデータが含まれています。3 次元変数 tmin は、冬季の年間最低気温を表しています。lon ディメンションと lat ディメンションに加え、変数 tmin には、時間ステップを表す 3 番目のディメンション year があります。

このチュートリアルは 3 つの演習に分かれており、ArcGIS に備わっているマルチディメンション ツールおよび netCDF 関連の機能について各自のページで学習できるように構成されています。

このチュートリアルの所要時間は約 45 分です。これらの演習を 1 つずつ個別に実行することもできます。その場合は、指示に従って実行結果を保存してください。

関連項目


7/10/2012